韓国:販売連帯、また金属労組への加入に失敗 | |||||||
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販売連帯、また金属労組への加入できず…修羅場になった中央委「支店、代理店の分裂を助長するのは会社」
キム・ハンジュ記者 2018.02.28 14:26
非正規職自動車販売の労働者たちによる自動車販売連帯労組(販売連帯)の 金属労組集団加入がまた失敗に終わった。 2月26日「自動車販売連帯労組集団加入承認の件」を討議した全国金属労働組合123次中央委員会は成員不足で流会になった。 販売連帯労組加入の件は、この日の金属中央委14本の議題の中で最後に討議される予定だった。 しかし13本の議案をすべて処理した後、販売連帯加入の件を処理する直前、 定足数が44人になり中央委員107人の過半54人に満たず流会になった。 開会時は66人が参加していた。 [出処:販売連帯労働組合] この日の中央委では、金属労組所属自動車販売正規職労組の現代車支部販売委員会と起亜車支部販売支会の組合員約100人が中央委員会を傍聴した。 彼らは販売連帯の金属加入を防ぐために会議進行を妨害し、 金属労組加入を訴える中央委員に暴言を吐いた。 金属労組のキム・ホギュ委員長は規定により会議の進行を妨害する傍聴者に退場を命じたが、 正規職組合員たちは委員長に罵声を浴びせ、これを拒否した。 これを見ていた起亜自動車支部華城分会のA中央委員が傍聴者の妨害について問題を提起すると、 正規職たちは激しい罵声と暴行の威嚇を加えた。 販売連帯によれば、A中央委員は 「すべての労働者の労組をする権利は守られなければならない」とし 「金属労組の規約により、金属産業の労働者は誰でも金属労組に加入できる」と話した。 A委員は発言するたびに正規職傍聴者の抗議が激しく、退場と入場を繰り返した。 この他に金属労組地域支部組合員2人も持続的に会議秩序整頓を要求した。 販売連帯のキム・ソニョン委員長は2月28日、チャムセサンとの通話で 「金属労組加入が失敗したことよりも、中央委が暴行が憂慮される事態までいった事実がさらにみじめだ」とし 「金属労組の執行部は規約によって加入を承認すれば良いのに、 中央執行委員会、中央委員会、TFチームまで押し付けている。 これまで販売連帯に反対する正規職のフレームはますます広がった。 現場組合員のうち私達を支持している組合員も多い」と残念さを吐露した。 現在、販売連帯金属労組加入TFチームは終了した状態だ。 金属労組に所属する現代車支部販売委員会と起亜車支部販売支会は、 現代、起亜車の直営支店で働く正規職労働者から構成される。 しかし、販売連帯労組は現代、起亜車代理店で働く特殊雇用労働者、 つまり非正規職の身分だ。 正規職労組は雇用不安を理由に非正規職労組を受け入れられないという立場だ。 「支店、代理店の分裂を助長するのは会社」販売連帯は中央委終了後に立場書を通じ 「結局流会になった会議の過程を見守ったわれわれは、 恥ずかしく惨憺たる心情を隠せない」とし 「労働三権と生存権のために戦うという労組の加入を防ぐため、 中央委員会を混乱に陥れた一部の中央委員と傍聴者の態度を見て、 怒りと絶望感を感じた」と明らかにした。 続いて「われわれは、正規職と非正規職の対立にならないことを望み、 資本が作った分裂の構造に対して連帯することによってのみ勝利の展望をたてられる」と伝えた。 全国不安定労働撤廃連帯は2月27日に立場文を発表して 「金属労組は販売連帯労働者を排除することにより利益集団になった」とし 「正規職は代理店所属の販売連帯労働者が顧客を奪ったと感じているが、 労働者の生存権を奪うのは代理店と支店に分けて労働者を競争させる会社だ。 代理店労働者の金属加入を防ぐことは、企業の統制戦略を強めるだけ」だとした。 社会変革労働者党も2月23日の声明で 「労組加入を拒否された非正規職労働者の涙の後で笑っているのは財閥」とし 「不法派遣と労組破壊を犯した鄭夢九(チョン・モング)を処罰するために、 元下請労働者が力を合わせて戦っても足りない状況なのに、 非正規職の要求を無視することは資本が作った競争体制、不法非正規職量産体制を永遠なものにするだけだ」と伝えた。 一方、労組関係者によれば、金属労組の一部の代議員は来る3月12日に開かれる 金属労組臨時代議員大会で販売連帯の金属労組加入の件を現場での動議として発議する予定だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2018-03-05 23:52:02 / Last modified on 2018-03-05 23:52:05 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |