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弘益大解雇清掃労働者4人が元職に復職

今後の警備労働者人員削減有無に触覚

キム・ハンジュ記者 2018.02.02 15:11

弘益大学校の労使は、解雇された清掃労働者4人の元職復帰に合意した。 1月2日に弘大の清掃・警備労働者たちが闘争を始めてから一か月で勝ち取った成果だ。

弘益大学校は2月1日午後7時頃、用役会社との協議を行い、 人員削減撤回、解雇労働者4人の元職復職決定の事実を 公共運輸労組ソウル京仁地域公共サービス支部(ソウル京畿支部)弘益大学校分会側に伝えた。 先立って弘益大学校は昨年12月末、費用削減を理由とする 清掃用役業者の変更の過程で清掃労働者4人を解雇した。

解雇者の4人のうち1人は闘争中に別の職に就職して、 残りは新規採用で埋められる。

▲復職者ユン・チュンスン氏

労組は2月2日午前10時、弘益大学校文献館で闘争勝利報告大会を開いた。 復職者のユン・チュンスン氏は 「冷たい地面で一か月間戦う同僚の姿を見て、申し訳なく、有難かった」と涙を見せた。 別の復職者イ某氏は 「弘益大の理事長と総長がこれ以上、清掃・警備労働者たちの気持ちを傷つけないで欲しい」と伝えた。

パク・チングク弘益大分会長 「解雇者の涙を組合員たちが共有し、組合員たちの力で人員削減撤回闘争で勝利できた」とし 「弘大闘争の勝利は全大学事業場の勝利につながらなければならない。 東国大、延世大もアルバイト労働者に変えるなど、 最低賃金値上げを無力化する試みを中断しなければならない」と伝えた。 延世大の清掃・警備・駐車労働者たちは人員削減に反対して、17日間、 本館を占拠して座り込みをしている。

ソウル京畿支部のチャン・ソンギ支部長は 「弘大は7千億ウォン積立金を積みながら、金がないという理由で清掃労働者を解雇したが、われわれは敗北しなかった」とし 「弘大は最低時給よりも250ウォン高い賃金を受ける。 最低賃金値上げ闘争は続けなければならない。 今、最低賃金の値上げで利益を得る者は、低賃金労働者ではなく小細工を働かせる資本だ。 低賃金労働者の搾取を断ち切る戦いは続く」と話した。

今月、警備用役契約満了…問題は残る

清掃労働者の解雇問題は一段落したが、 今後、警備労働者の人員削減の有無も問題になりそうだ。 今月末に弘大の警備用役業者変更が予定されているからだ。

パク・チングク分会長は 「警備用役業者の契約満了が2月で終わるが、 また弘益大が建物をなくして人員を削減するのではないかと思う」とし 「弘益大は社会的な世論を自覚して、警備労働者の解雇の試みを破壊しなければならない」と明らかにした。

弘益大側は「現在(警備人員削減問題は)議論されておらず、 新しい業者が入った後に話せる」と答えた。

弘益大清掃・警備労働者たちは1月2日から解雇撤回などを要求する闘争に突入し、 同月23日から弘大本部がある文献館で占拠座り込みを行った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-02-10 04:44:29 / Last modified on 2018-02-10 04:44:31 Copyright: Default

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