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オリンピック聖火リレー反対奇襲デモ

「人権、環境、文化のない平昌冬季オリンピック」

キム・ハンジュ記者 2018.01.13 20:40

平昌冬季オリンピックのソウル聖火リレー中に オリンピックに反対する奇襲デモが行われた。

文化連帯をはじめとする市民団体活動家十数人は1月13日、 ソウル駅から光化門へ行く聖火リレーの経路について 「オリンピックに反対する」というシュプレヒコールをあげた。

[出処:キム・ハンジュ記者]

彼らは「人権、環境、文化がない平昌冬季オリンピック」、 「3日間の滑降競技のために500年の森林を捨てた」、 「オリンピック財政赤字、金を稼いだ者が責任を取れ」という文句が書かれたゼッケンをつけていた。 またラバーカップで作ったアンチトーチ(anti torch)を持って聖火リレーを戯画化するパフォーマンスを行った。

市民が持ったアンチトーチは2010年のバンクーバーオリンピック、 2014のソチ・オリンピック、2016のリオオリンピックから渡ってきた。 オリンピックに反対する世界各国の市民団体どうしが アンチトーチをオリンピック開催国に引き継ぐのだ。 アンチトーチには「No Olympic(オリンピック反対)」、 「End poverty(貧困終息)」という文句が書かれている。

本来このパフォーマンスは、聖火リレーの集団の後について進められる予定だったが、 警察が統制した。 数十人の警察が午後5時30分頃、聖火リレーの集団が遠ざかるまでデモ参加者を防ぎ、 午後7時頃、光化門広場ではデモ参加者を聖火リレーイベント観覧空間から隔離した。

デモに参加した文化連帯のパク・ソニョン活動家は 「平昌冬季オリンピックはすでに失敗したオリンピック」とし 「環境破壊、国家財政問題は進行中であり、さらに深刻化するだろう。 結局、オリンピックの赤字は市民の負担になり、 責任者の平昌オリンピック組織委員会はオリンピックが終わればすぐに解散する。 オリンピック問題の責任を国家に問い、 関連者の処罰、再発防止まで続かなければならない」と話した。

▲アンチトーチ

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-01-18 16:40:30 / Last modified on 2018-01-18 16:40:31 Copyright: Default

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