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韓国GM非正規職、カハー・カゼム社長を告発

大法院2番目の「不法派遣」の判決にも非正規職大量解雇

キム・ハンジュ記者 2018.01.10 12:52

韓国GM非正規職労働者たちが 韓国GMのカハー・カゼム社長を不法派遣で検察に告発した。

金属労組韓国GM非正規職支会は1月10日、 大検察庁の前で告発記者会見を行って 「韓国GMは不法派遣で2番目の大法院確定判決を受けた不法雇用事業場なのに、 是正措置どころか『インソーシング』で非正規職を大量解雇している」と明らかにした。

[出処:韓国GM昌原非正規職支会]

大法院(日本の最高裁相当)は2013年と2014年に韓国GMをめぐり、不法派遣を判決した。 2013年当時韓国GM社長のニック・ライリーは、 大法院判決で有罪を宣告された。 2005年には労働部が韓国GM全ての社内下請工程に対して不法派遣是正命令を出した。 2017年12月から雇用労働部は、韓国GM昌原工場に対する随時勤労監督を続けている。

労組は現在、韓国GMが危機を助長して非正規職大量解雇をしていると批判している。 労組によれば、2018年に入って韓国GM富平工場で65人、昌原工場48人の社内下請労働者を解雇した。 2015年には群山工場で約1千人の社内下請労働者が解雇されている。

労組は「(韓国GMは)10年以上、不法に労働者を雇用して、 低賃金、高強度労働で思い切りこき使っておきながら、 もう必要ないと非正規職労働者を路上に追いやっている」とし 「韓国GMが大量解雇をするのは不法派遣に対する軽い処罰のためだ。 労働者700人を不法に派遣して、10年間、不当な利得をあげてきたのに、 大法院の判決で社長は罰金700万ウォンの刑を宣告されて、 2014年の民事大法院の判決があったのに、 韓国GMは何の処罰も制裁も受けなかった」と指摘した。

続いて労組は「検察は即刻捜査をして、カハー・カゼム社長を拘束しなければならない」とし 「韓国GMも工場撤収の噂、閉鎖の噂で労働者を脅迫する態度をやめ、 すべての非正規職を正規職に転換しろ」と要求した。

一方、仁川地方法院は2月に韓国GM非正規職88人に対する 勤労者地位確認訴訟判決を出す予定だ。

韓国GM昌原非正規職支会は、 総雇用保障、正規職転換を要求して58日間、 昌原工場の前で座り込みをしている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-01-18 16:35:22 / Last modified on 2018-04-05 11:00:27 Copyright: Default

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