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鉄道労組、経営陣退陣要求を開始…「残った鉄フィア、鉄道の公共性を破壊する」

4か月の空席、コレイル社長公募始まる…1月初めには新社長の任期開始か

パク・タソル記者 2017.12.07 12:59

新社長を待つ鉄道労働者たちが、 残る鉄道経営陣を積弊だと規定し、 清算を要求した。

全国鉄道労働組合ソウル地方本部は12月7日午前、ソウル駅前で 「鉄道民営化-成果年俸制推進の主犯、鉄道積弊経営陣は退陣しろ」記者会見を行い、 積弊清算闘争を知らせた。

彼らは「すでに洪淳晩(ホン・スンマン)社長は退陣したが、 残りはそのまま地位を維持している」とし 「鉄道民営化を認めて労組弾圧を行い、車両、施設、列車乗務などの外注化を続け、 今年上半期だけでも労災で5人の鉄道労働者を死に追いやったのに、 責任を取るどころか安全のためにいかなる努力もしなかった。 不当な労働弾圧だと判明したのに謝罪どころか賃金カットと団体協約改悪を試みる者どもがそのまま居座っている」と指摘した。

続いて彼らを「鉄フィア」と規定し 「特定の学閥と人脈で互いにぐちゃぐちゃにこんがらがった蔦のように互いに利権を取った。 昇進を独占し、退職後は子会社や外注業者の高位職になり、子供を鉄道や子会社などに押込んだ」と批判した。

鉄道労組ソウル地方本部によれば、2017年の賃金交渉は空転を繰り返している。 コレイルは予算不足を理由に賃金削減を要求しているが、 労組は経営陣の経営の失敗を労働者に転嫁していると批判している。 鉄道労組ソウル地方本部のチョン・ウォンソプ宣伝局長は 「コレイル経営陣は賃金ピーク制の導入による新規採用費用と勤続昇進制廃止関連で必要になった財源を用意すると約束したが、 予算の確保に失敗し、その負担を鉄道労働者におっかぶせようとしている」と説明した。

記者会見で鉄道労組ソウル地方本部のパク・ソンス本部長は 「鉄道の公共性を守るために、鉄道労働者たちは2003年、2009年、2013年に民営化阻止で戦ってきたが、 経営陣は誤った政策に目をふさぎ、むしろ代替要員を投入して正当なストライキを妨害した」とし 「当時の経営陣はまだ鉄道の現場に残り、公共性を破壊して労働者を抑圧している」と話した。

鉄道労組ソウル地方本部は今日の記者会見を皮切りに 対国民宣伝戦、鉄道労働者総力決意大会、リボン着用キャンペーンなどを行い、 積弊清算闘争に力をそそぐ予定だ。

一方、洪淳晩(ホン・スンマン)前社長が自主的に辞任してから4か月間、 空席を維持しているコレイル社長の公開募集が12月1日に始まった。 採用公募により内部の社長推薦委員会の推薦と企画財政部の公企業運営委員会での議論を経て青瓦台が任命する。 新しく任命された社長は12月末か1月の初めには任期を始めるものと見られる。 これまでコレイルは社長の空席を理由に解雇者、KTX乗務員復職などの問題を引き延ばしてきた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-12-13 15:55:56 / Last modified on 2017-12-13 15:55:58 Copyright: Default

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