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「朴槿恵を経てまた冬、相変わらず労働弾圧」

闘争事業場の労働者が青瓦台前で集会

キム・ハンジュ記者 2017.11.18 15:56

闘争事業場の労働者たちが11月18日、 青瓦台から100m前で文在寅(ムン・ジェイン)政府を糾弾する集会を開いた。

ハイテックRCDコリア、旭硝子、コルテック、現代車販売労働者などの闘争事業場の労働者数十人は、 非正規職撤廃、整理解雇撤廃、労働三権を要求しながら1年以上、 光化門広場の近くで時局座り込みを続けてきた。

彼らが所属する闘争事業場共同闘争委員会は 「文在寅政府になったが、 路上に追いやられた労働者は相変らず現場に戻れず、 全国あちこちで労働者はまた高空籠城をしている」とし 「政治権力が変わっても労働者の現実はそのままだ。 文在寅政府は今、 検察、警察を動員して労働者を弾圧し始めた。 われわれはこれを糾弾するために決意大会を開いた」と趣旨を明らかにした。

共同闘争委員会のキム・ヘジン代表は 「文在寅大統領が話した労働尊重を実現するには、 朴槿恵(パク・クネ)政権の時に路上に追いやられた労働者がまた生活の基盤にもどれるようにしなければならない」とし 「しかしところで文在寅政府の警察は、去る8月に座込場を暴力撤去し2人を不法に連行した。 記者会見も集会だとし、出席要求書を乱発している」と伝えた。

続いて「政府は労働界に対し、朴槿恵政権の二大指針を廃棄したので労使政委員会に参加しろというが、 その前に整理解雇法、非正規職、労働悪法のようなすべての問題を解決することが先」だと話した。

旭硝子非正規職支会のチャ・ホノ支会長は 「金栄珠(キム・ヨンジュ)雇用労働部長官は、旭不法派遣問題を解決すると言ったが、 労組を作ったことを理由に170人を解雇した不当労働行為の問題は回避している」とし 「不法派遣、不当労働行為とも使用者性を認める問題だ。 文在寅大統領は不当労働行為を摘発、処罰すると言ったが、 金栄珠長官はこれに従わない」と指摘した。

現代自動車販売連帯労組のキム・ソニョン委員長も 「非正規職労働者に暴行、醜行した販売代理店所長は執行猶予2年を受けた」とし 「また労働部が起訴意見を付けて送検した不当労働行為について、 検事は500万ウォンの略式起訴をした。 検察、裁判所は金持ちのものだ。 犯罪を行った者は堂々と新しく職員を採用して楽に暮らしているのに、 われわれは冬にまたアスファルトの地面に座って声をあげている」と訴えた。

闘争事業場の労働者たちは、 青瓦台前での集会を終えた後、 光化門方面にデモ行進した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-11-22 00:05:20 / Last modified on 2017-11-22 00:05:21 Copyright: Default

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