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韓国GM昌原工場に用役投入…巡回査察で労組を査察

「文在寅政府になって初の用役投入、問題解決を始めろ」

キム・ハンジュ記者 2017.11.15 17:44

11月15日午前、韓国GM昌原工場に用役約30人が投入された。 韓国GM昌原非正規職支会労働者のストライキを無力化する会社の試みだ。

▲工場敷地を巡回査察する用役[出処:韓国GM昌原非正規職支会]

先立って韓国GM昌原非正規職支会は 「非正規職約100人がしていた業務を正規職人員に変える会社の『インソーシング』方針は、非正規職の大量解雇につながる」とし、10月12日に部分ストに入った。 部分ストは一日4時間で現在も行われている。 支会は13日からはテント座り込みに突入した。

支会は報道資料で 「元請の労務管理チームが13日に支会長を暴行したのに続き、 委託警備まで投入して非正規職労働者を威嚇している」とし 「これまでユソン企業、甲乙オートテックなど、多くの事業場に委託警備が投入された。 会社は施設警備だというが、用役は労組活動を萎縮させ弾圧するための手段に使われた。 韓国GMは即刻委託警備を撤収させろ」と明らかにした。

支会の関係者によれば、 支会長が暴行されたのは13日に元請労務管理チームの昌原工場の正門封鎖に支会長が抗議した時だ。 この時、支会長は頬を打たれ、支会はこれを告訴した状態だ。

下請企業に対する会社の損害賠償請求も問題になっている。 支会は「韓国GMは(ストライキによる利益損失を理由に) 下請企業のティエイチインダスに損害賠償16億3600万ウォンを請求し、 1次下請企業のチョンボにも9億8400万ウォンの損賠を要求した」とし 「下請企業が損賠に耐えられず廃業につながり、非正規職の大量解雇に拡大しかねない。 したがって元請の損賠は非正規職労働三権を制約する行為」と主張した。

「ソンチャッコ(損賠仮差押えを捉えて、手に手を握って)」は、 「GMが損賠を強行すれば、文在寅(ムン・ジェイン)政府発足後、 初の損害賠償事件になる」という理由で積極的に連帯する計画だ。

最後に支会は 「文在寅大統領は労組をする権利を威嚇する不当労働行為を強く摘発、処罰すると言った」とし 「しかしところで文在寅政府になって初めてストライキ事業場に委託警備が配置され、 損賠請求の試みが続いている。 韓国GMの労組弾圧は度を越しており、文在寅政府は労組破壊の問題に積極的に対応するべきだ」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-11-18 02:20:25 / Last modified on 2018-04-05 11:01:03 Copyright: Default

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