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金属労組所属マンド・ヘラー労組、使用者側と正規職化に合意

訴訟取下げが前提…使用者側、派遣法、労組破壊の責任を回避

キム・ハンジュ記者 2017.11.07 22:18

金属労組に属するマンド・ヘラー非正規職労働者たちが11月7日、 使用者側(マンド・ヘラーエレクトロニクス(株))との間で正規職化に合意した。

金属労組とマンド・ヘラーが締結した合意文によれば、 使用者側は11月15日までにマンド・ヘラーの非正規職支会組合員94人を 正規職技能職群として採用する。

ただし、組合員たちは会社を相手に提起した 民事訴訟、労働委員会救済申請、刑事告訴を取り消すことで正規職採用に応じる。 また、今後使用者側の派遣法違反に問題を提起しないという合意に同意しなければならない。 組合員たちはこうした内容を含む勤労契約書を11月13日までに提出する。

労組が取り下げに合意した訴訟は、 △組合員地位確認訴訟(1件) △雇用労働部陳情および告発(1件) △不当解雇および不当労働行為(3件)だ。

また、訴訟を取り下げて正規職として採用された組合員の賃金は、 これまで下請で受け取ってきた賃金の水準より低下しないという内容も合意文に含まれる。

雇用労働部は10月26日、 マンド・ヘラーの非正規職325人を不法派遣として 直接雇用しろという是正命令をした。

マンド・ヘラーは10月25日、金属労組ではない任意労組団体と合意している。 この団体に属する労働者たちは「訴訟取下げ」、 「不法派遣問題提起禁止」の条件を受け入れて正規職採用に応じた。 同時にこの条件に同意しない労働者は、1年契約職として採用すると合意した。 当時、金属労組に残っていた組合員たちは、不法派遣の責任者を処罰しろと要求してきた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-11-09 09:07:23 / Last modified on 2017-11-09 09:07:26 Copyright: Default

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