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タクシー高空籠城長期化、17日に全州市長と会う

「全州市は最終用役報告書を採択して全額管理制を施行せよ」

ムン・ジュヒョン チャムソリ記者 2017.10.12 10:17

タクシー全額管理制施行と完全月給制施行を要求して、 全羅北道全州市のタクシー労働者、 キム・ジェジュ氏が高空籠城を始めてから38日目に入った。

10月11日、民主労総公共運輸労組全北タクシー支部は、 全州市庁市長室での抗議座り込みを行い、全州市長との面談日程を約束された。 来る17日に予定された全州市長との面談が長びいている高空籠城解決の分岐点になる展望だ。

[出処:チャムソリ]

11日午後、タクシー支部所属組合員5人は全州市長室の前で約2時間近く抗議座り込みを行った。 これ以外にも約10人の組合員たちが市長室に通じる階段で市庁職員に制止され、その場で座り込んだ。

彼らは「全州市が全額管理制施行のための用役報告書採択を5か月間先延ばししており、 キム・ジェジュ支部長の高空籠城が長びいている」とし、 「全州市の態度に対する全州市長の意中を聞きたくて抗議座り込みを行った」と明らかにした。

[出処:チャムソリ]

全州市は昨年、労使とともに全額管理制施行のための委託研究を始めることに合意した。 委託研究は、労使が推薦した釜山経済大と全北大のチームが担当し、共同で報告書を提出することにした。 二大学の研究チームの報告書は去る4月に全州市に提出された。 しかし全州市は使用者側の反対などを理由として現在も報告書を採択していない。

タクシー支部の関係者は 「委託研究の過程で労使と全州市が遂行課題協議会を構成し、 すべて調整を終わらせて出されたのが4月に提出された最終報告書」とし 「しかし全州市が突然修正を要求して、採択せずにいる」と話した。

全州市が修正を要求している内容は公開されていないが、 タクシー支部は「事実上の社納金制」だと主張している。

キム・ジェジュ支部長の高空籠城も事実上、このためだと労組は説明する。 現在まで公開されていない修正内容は、次のとおりだといわれる。 全額管理制が施行されればタクシー労働者は一日の収入を全額会社に納付する。 この過程で一日の収入基準金を決めるが、これに達しなければ賃金から控除しようという内容を報告書に入れようということだ。

[出処:チャムソリ]

[出処:チャムソリ]

労組は「一日の収入基準金に達しなければ賃金から控除するいうのでは、何が社納金と違うのか」とし 「これを入れようという主張は使用者側の立場をそのまま反映させるということ」と話した。

一方、全州市長との面談には、使用者側が推薦した全北大の研究チームも同席する予定だ。 労組は「全州市が二つの大学の研究チームに修正を要求して別途の合意書(最終報告書修正などの内容が入れられたと言われる)を要求している」とし 「全北大がこれに合意したと理解している。 全北大の立場も聞かなければならない」とし、 全北大の研究チームの同席を要求したためだ。[記事提携=チャムソリ]

付記
この記事はチャムセサン提携報道機関チャムソリの文です。

原文(チャムソリ/チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-10-18 21:09:18 / Last modified on 2017-10-18 21:09:20 Copyright: Default

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