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「秋夕連休、あなたが選んだ清算1順位積弊は?」

労働市民社会団体、秋夕対応合同記者会見「政府に積弊清算の意志ない」

パク・タソル記者 2017.09.29 14:28

労働市民社会団体が帰郷の道の市民を対象として合同記者会見を行い、 残っている積弊を清算しようと訴えた。 彼らは新しい政権が発足するにあたり「非正規職ゼロ」社会、 戦争ない平和社会、腐敗ない正しい社会などのキャンドルの目標を掲げたが、 不十分な点が多く、その上退行的とさえ感じると批判した。

民衆総決起闘争本部、民主労総など1のケ団体は9月29日午前、 ソウル駅前で「秋夕対応労働市民社会団体合同記者会見」を開き、 各分野の積弊課題を一つ一つ指摘した。

民主労総のチェ・ジョンジン委員長職務代行は、最近学校非正規職労働者たちの正規職転換率がやっと2%程度だという点を指摘した。 チェ職務代行は「9月9日の学校非正規職転換審議委の結果、 5万人のうちたった1000人が正規職に転換されたのを見て惨憺たる気持ちになった」とし 「キャンドル改革は私の人生が変わって、現場が変わってこそ、本当になされる」と強調した。 続いて「ソウル教育庁の前で学校非正規職を代表する30余人の幹部が食事を断って座り込みをしているが、 路上の労働者たちが現場にもどれるように大いなる関心を望む」と要求した。

まだ5人の未収拾者が残っているセウォル号の場合、 「2期セウォル号特別調査委員会」を発足させる特別法が国会本会議上程を控えている。 416家族協議会のユ・ギョングン執行委員長は 「多くの難関が予想される」とし 「特別法を通過させるための集中共同行動を秋夕連休直後に始めたい」と明らかにした。 ユ執行委員長は「来る10月10日の国会で、セウォル号真相究明要求をはじめ、 特調委の調査活動を妨害した人のリストと容疑内容を明らかにする」とし 「本格的に積弊清算を始めることができるように助けてくれ」と頼んだ。

円仏教環境連帯のイ・テオク事務局長は 「文在寅(ムン・ジェイン)政府は朴槿恵(パク・クネ)の時と違わない途方もない物理力を動員し、 暴力的な方式でTHAADを配置した」と声を高めた。 イ事務局長は「去る9月7日に押し通したTHAADに絶望したりもしたが、 星州と金泉の住民たちはまだキャンドルを持ってその場を守っている」とし 「ますます固くなるわれわれは、韶成里を越えて朝鮮半島の平和、東北アジアの平和のために最後まで戦う」と話した。

希望を作る法のチョ・ヘイン弁護士は、迅速な差別禁止法制定を主張した。 差別禁止法制定連帯執行委員でもあるチョ氏は 「韓国社会には多様な家族形態を非正常と片付けたり、哀れに思う視線が存在する」とし 「特に、名節には差別と排除が赤裸々にあらわれる」とした。 続いて「包括的差別禁止法はいくつかの差別を救済するのではなく、 社会の平等のための構造を再点検するために必要だ」とし 「合意を集める作業を今から始めてほしい」と付け加えた。

この他に、言論改革、脱核、差別禁止法制定要求、ステラデイズ号惨事究明、 規制フリーゾーン法廃止などを主張する多様な声が出てきた。 一方、労働市民社会団体は午前9時30分から積弊清算の要求を書いたプラカード宣伝戦を始め、 記者会見と同時に終えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-10-03 00:14:23 / Last modified on 2017-10-03 00:14:24 Copyright: Default

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