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学校非正規職にも背を向けた文、民主労総「労政関係を全面再検討」

教育部、公共部門で初の審議…正規職転換率2%

キム・ハンジュ記者 2017.09.11 13:30

文在寅(ムン・ジェイン)政府が学校非正規職の正規職転換を拒否した。 教育部は9月11日、期間制教員、英会話専門講師(英専講)、 初等スポーツ講師を正規職転換対象から除外する非正規職改善方案を発表した。

当初無期契約職転換対象だった幼稚園の放課後過程講師、 幼稚園ケア講師約1千人を除く残りの期間制教員、 講師5万5千人はまた非正規職の身分になった。

民主労総は9月11日に中区民主労総15階で糾弾記者会見を行って 「政府は教育部の正規職転換審議委員会で 『非正規職継続的使用』と『非正規職解雇』を決定した」とし 「公共部門で初めての正規職転換審議が開かれた教育部の正規職転換率はやっと2%だ。 民主労総は9日を起点として労政関係を全面再検討する」と宣言した。

民主労総は「文在寅政府は常時持続的業務の正規職化の約束に違反したことに謝罪するべきで、 今からでも学校非正規職当事者により組織された全国学校非正規職連帯会議と直接交渉を行い、 正規職化問題を決めろ」と要求した。

民主労総のチェ・ジョンジン委員長職務代行は 「文在寅政府の正規職化対策は、これ以上容認できない」とし 「政府は教育社会に対立を生むだけで、非正規職を血の涙流させた。 講師は雇用安定を最優先として、正規職でもない無期契約職を要求したが、 これさえ拒否した政府を強く糾弾する」と伝えた。

全国公共運輸労組教育公務職本部のアン・ミョンジャ本部長は 「非正規職労働者たちは、キャンドルで当選した文在寅大統領を信じていたが、 今、組合員はとても惨めな状態」とし 「これまで自殺さえ試みる程に劣悪な学校非正規職環境を作った責任は政府にある。 この戦いは、学校非正規職と教育部の戦いではなく、 民主労総と政府の戦いでなければならない。 今、われわれは死ぬ覚悟で闘争に立ち上がる」と声を高めた。

全国学校非正規職労働組合のパク・クムジャ委員長も 「一生付いて回る非正規職のレッテルに、 文在寅を見て希望を抱いたが、 政府はまた正規職中心の国を固めた」とし 「教育部の態度は、非正規職が韓国で息をする権利を奪い、 われわれはその権利を勝ち取るために政府と戦い抜く」と話した。

教育部はこの日発表した非正規職改善法案を市道教育庁に提示する予定だ。 市道教育庁正規職転換審議員会は、この改善法案を基礎に 学校非正規職各職種に対する正規職転換の可否を決める。 しかし、民主労総は、市道教育庁審議委は非正規職当事者を入れて新しく構成すべきだと主張している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-09-20 07:59:58 / Last modified on 2017-09-20 08:00:00 Copyright: Default

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