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公共運輸労組指導部がハンスト突入…「馬事会の搾取構造粉砕」

「パク・キョングン烈士の死を呼んだ馬事会、改善の意志なし」

キム・ハンジュ記者 2017.07.27 13:45

全国公共運輸労組指導部が韓国馬事会の搾取構造根絶と 故パク・キョングン馬匹管理士名誉回復のために 7月27日、光化門世宗路でハンストに突入した。

公共運輸労組のパク・ペイル首席副委員長、 釜山慶南競馬公園労組のヤン・ジョンチャン委員長、 パク・キョングン烈士闘争対策委員会のソク・ピョンス委員長の3人は、 △故パク・キョングン烈士名誉回復、 △馬事会の多段階搾取構造粉砕、 △馬匹管理士の直接雇用を要求してハンガーストライキを始めた。

公共運輸労組は 「パク・キョングン烈士が馬事会の搾取構造に抵抗して自決して62日過ぎたが、 韓国馬事会はパク・キョングン烈士の抵抗を呼んだ搾取構造を改善する意志がない」とし 「責任回避を続ける馬事会態度は、搾取を維持する試みと判断するほかはない。 公共運輸労組はパク・キョングン烈士の願いのために背水の陣の覚悟で無期限の座り込みに突入する」と趣旨を明らかにした。

公共運輸労組は 「政府が馬事会に競馬全般を管理しろという独立権限を付与したが、 結果は『崔順実(チェ・スンシル)国政壟断の賦役勢力』、 『死を呼ぶ搾取構造』であった」とし 「政府もまた馬事会が公共機関本来の姿を備えるように 指揮、監督しなければならない」と伝えた。

[出処:キム・ハンジュ記者]

故パク・キョングン馬匹管理士は 5月27日、馬事会を糾弾する遺書を残して 釜山慶南競馬場内の厩舎で亡くなった。

パク・ペイル首席副委員長は記者会見で 「馬事会に送る最後の警告」とし 「パク・キョングン烈士の死は単純な労使問題ではなく、 非正規職を思いきり搾取する社会構造の問題だ。 結局、馬事会は搾取構造の下で国民の財布をはたく賭博場として運営した。 馬事会が搾取構造を断ち切って、本当の公企業として国民の元に戻れるように ハンストを続ける」と伝えた。

釜山慶南競馬公園労組のヤン・ジョンチャン委員長も 「公企業の馬事会は競走馬で商売ばかりしていた」とし 「全産業の平均労災率の25倍にのぼる労災が起きても対策をたてず、 人権蹂躙、労働弾圧だけ行った。 今は烈士の願いを込めて、馬事会を変えて、安らかに送りたい」と訴えた。

韓国馬事会と調教師、公共運輸労組は7月30日までの一括妥結を原則として交渉している。 しかし烈士名誉回復などの核心要求事項で立場の差を見せている。

公共運輸労組によれば、 競馬産業の非正規職の割合は90%を越える。 1993年以前は馬事会が労働者を直接雇用して、馬を所有していた。 1993年の個人馬主制施行以後、馬主が調教師に委託し、 調教師がまた馬匹管理士を雇用する多段階搾取構造が作られた。

[出処:キム・ハンジュ記者]

[出処:キム・ハンジュ記者]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-08-02 05:30:51 / Last modified on 2017-08-02 05:30:53 Copyright: Default

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