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起亜車非正規職、光化門の世宗像で奇襲デモ…「鄭夢九拘束」

組合員4人全員連行…26日にはストライキ

キム・ハンジュ記者 2017.07.27 12:15

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が現代車の鄭義宣(チョン・ウィソン)副会長をはじめとする財閥総師との晩餐を控えているなかで、 起亜車の非正規職労働者たちが鄭夢九(チョン・モング)現代車会長の 拘束、正規職転換を要求して光化門の世宗大王銅像に上がり奇襲デモを行った。

[出処:起亜車非正規職支会]

7月27日午前10時、起亜車非正規職支会の組合員4人は世宗大王銅像で 「鄭夢九拘束! 裁判所判決履行!」、 「犯罪者鄭夢九は青瓦台晩餐! 起亜車非正規職は解雇、損賠で苦痛!」という横断幕2枚を広げた。

約30人の警官が直ちに非正規職労働者を引き出し、 組合員4人全員を鍾路警察署に連行した。

起亜車非正規職支会は 「現代-起亜車グループの鄭義宣副会長(鄭夢九会長の息子)が 文在寅大統領との青瓦台晩餐に招待されたことに怒り、 不法派遣の犯罪者、鄭夢九会長が行くべき所は青瓦台の晩餐ではなく監獄だと叫んだ」と伝えた。

支会はまた「鄭夢九会長は、 正規職として使うべき場に12年以上、不法に非正規職を派遣した現行犯」とし 「さる2月に高等法院も不法と判決したが、鄭夢九会長は裁判所の判決も無視して検察の調査さえ受けなかった」と批判した。

支会はこれ以外にも 「非正規職労働者2人は1年間、裁判所の判決を履行しろと高空籠城をしたが、 解雇されて6億ウォンを超える損害賠償と仮差押えで苦しんでいる」と伝えた。

[出処:起亜車非正規職支会]

起亜車非正規職支会は判決による正規職転換と解雇労働者の復職と損賠仮差押え撤回のために闘争してきた。 26日には華城工場で1ラインの生産を止めてストライキに突入したが、 元請職員の妨害で中断された。

支会によれば、この時、 元請職員約600人がストライキを防ぐためにバリケードを張り、 ストライキ参加者に暴行した。 この過程で組合員2人が病院に運ばれた。

起亜車非正規職支会のキム・スオク支会長は 「起亜車が全員正規職化ではない一部の特別採用を強行し、 さらに非正規職を職場から追い出す惨憺たる現実に耐えられない」とし 「憲法で保障されたスト権を無力化する救社隊の暴力と不法代替要員の投入にも闘争は止めない」と話した。

文在寅大統領は7月27日、 現代車の鄭義宣副会長をはじめ、 LGの具本茂(グ・ボンム)会長、ポスコの権五俊(クォン・オジュン)会長など8人の財界総師と会見する。 当初、現代車の鄭夢九会長は青瓦台の晩餐に参加することにしていたが、 突然息子の鄭義宣副会長に交代した。

▲26日起亜車非正規職支会ストライキ現場[出処:起亜車非正規職支会]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-08-02 05:30:06 / Last modified on 2017-08-02 05:30:09 Copyright: Default

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