チョ・デヨプ辞退…民主労総「タク・ヒョンミン、朴炯哲、申炫秀も辞任せよ」

「文在寅拙速人事の結果」

キム・ハンジュ記者 2017.07.14 11:34

趙大ヨプ(チョ・デヨプ)雇用労働部長官候補者が7月13日、自主的に候補を辞退し、民主労総は「文在寅(ムン・ジェイン)政府の拙速人事の結果であり避けられない決定」と評した。民主労総が趙大ヨプ候補者の辞任に続き、タク・ヒョンミン青瓦台行政官、朴炯哲青瓦台反腐敗秘書官、シン・ヒョンチョル国家情報院基調室長も政府は指名を撤回しろと主張した。

民主労総は7月13日「趙候補者は辞任の理由を『自分の任命が政局打開の障害になるのであれば、喜んで辞任の道を選ぶ』と明らかにしたが、本質はそれではない」とし「趙候補者は労組破壊をしている企業が現代自動車なのかどうかも把握せず、労働の現場と現実に対する没理解、専門性の欠如というハンディキャップを克服する最低の努力も見せていない」という論評を伝えた。

趙前候補者は6月30日に開かれた人事聴聞会で「トンジン・オートテック、甲乙オートテック、ユソン企業(労組破壊)事業場が問題を解決できず、労働者が路上に追い出されて居座っている。どこに問題があるか」という正義党の李貞美(イ・ジョンミ)議員の質問に「現代重工」と答えた。これらの事業場は現代自動車の下請企業だ。

［出処:資料写真］

また、民主労総は「さらに深刻な問題は、連続する人事惨事を起こしている文在寅政府」とし「(政府は)朴炯哲とシン・ヒョンチョル、そしてタク・ヒョンミンの任命を撤回しなければならない。 (政府は)甲乙オートテック労働者の朴炯哲、シン・ヒョンチョルの任命撤回の要求にも無返答だ。労働弾圧の先頭に立つ者らを政府の要職に起用して、どうして労働尊重国にするというのか、理解できない」と話した。

朴炯哲秘書官とシン・ヒョンチョル国家情報院基調室長は、甲乙オートテックの労組破壊に関して使用者側の法律代理、諮問役割を果たした。

最後に民主労総は「雇用労働部長官の地位は、二千万労働者の権利と生存のため、現場で弾圧される労働問題を解決すべき要職中の要職」とし「労働権についての所信と哲学で労働官僚に振り回されず、労働政策について専門性を持つ適任者を一日も早く推薦しろ」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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