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雇用委員会の翌日、青瓦台前の労働者座込場を強制侵奪

鍾路区庁が強制撤去試み、警察も支援...公闘委座り込み固守

キム・ハンジュ記者 2017.06.22 12:05

鍾路区庁が青瓦台前の労働者の座込場を強制侵奪した。 警察は労働者を隔離して区庁の撤去執行を支援した。 労働者たちは6月21日から青瓦台から100mの所で整理解雇と非正規職撤廃を要求して座り込んでいた。

鍾路区庁の公務員約20人は6月22日午前10時に 「闘争事業場共同闘争委員会(公闘委)」座込場の 日除けテントとビニール、ロープなど座り込み物品を強制的に押収した。

[出処:闘争事業場共同闘争委員会]

公闘委によれば、労働者たちは集会申告した場所だと言って執行に抵抗したが、 警察は労働者たちを抑えて区庁の座込場物品搬出を支援した。 現場にいた警察約50人は、3人1組で労働者を強制的に隔離した。 公闘委は、この過程で10〜15分程度の衝突が起き、労働者が倒れて踏みにじられたと明らかにした。 しかし現場にいた労働者20余人が鍾路区庁の侵奪を阻止し、座込場は守った。

区庁の公務員は座り込み現場で 「日避けテントを木に縛りつけてはいけない」、 「近隣住民の移動が不便になっている」として撤去したと公闘委は明らかにした。 公務員たちはナイフで解体作業を進めた。

しかし公闘委は6月19日から7月15日まで、この場所で集会を申告した。 日除け陰テント、ビニールなども集会物品として記載していた。

[出処:闘争事業場共同闘争委員会]

公闘委は最近になって青瓦台、光化門近くの座込場を撤去する試みが続いたと明らかにした。 6月19日、政府ソウル庁舎前の座込場にも鍾路区庁の係長がきて、座込場前の横断幕を切った。 20日には公闘委が区庁の座込場撤去執行の対策のために区庁長と面談しようと訪問したが会えなかった。 15日には文在寅(ムン・ジェイン)大統領に要求書を渡そうとしたが警察が制限した。

東洋セメント支部のキム・セジン事務局長(公闘委言論チーム長)は 「青瓦台に整理解雇された労働者問題を解決してくれという要求書を渡そうとしたが、 一枚も渡せなかった」とし 「それで文在寅大統領が直接出てきて私たちの要求を聞いてくれと言って始まった座り込みだ。 しかし聞くどころか区庁がきて座込場を強制的に壊し、労働者を踏みにじる事件が起きた」と伝えた。

旭非正規職支会のチャ・ホノ支会長は 「文在寅政府が、表面ではまるで労働の問題をきちんと解決しているように見えるが、 実際には李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)政権の時に弾圧された闘争事業場問題は暴力で踏みにじった」とし 「雇用委員会の最初の会議の翌日に起きた労働者弾圧だ。 政府が労働者の声も聞かず、座り込みを認めないのは二重的な態度だ。 文在寅大統領が本当に労働問題を解決する意志があるのか疑わせる」と話した。

[出処:闘争事業場共同闘争委員会]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-06-26 08:53:10 / Last modified on 2017-06-26 08:53:11 Copyright: Default

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