本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:ソウル大病院、ペク・ナムギ農民外因死認定
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1497937882295St...
Status: published
View


ソウル大病院、ペク・ナムギ農民外因死認定… 「真相究明と責任者の処罰を始めろ」

全農「死因操作の過程を明らかに」

キム・ハンジュ記者 2017.06.15 17:20

ソウル大病院が6月15日、 故ペク・ナムギ農民の死亡原因を病死から外因死に修正した。 警察の放水銃で死亡した事実を認めたのだ。 市民社会団体は、いまこそ真相究明と処罰作業を始めろと声を揃えた。

[出処:資料写真]

ペク・ナムギ闘争を率いたペク・ナムギ闘争本部は 「あまりにも当然のことがとても遅れた。 (病死と記載された)死亡診断書の問題で、故人が亡くなってから半年経っても死亡届を出せなかった家族の慰めになれば良い」とし 「これからは死亡診断書の歪曲記載の過程を究明して処罰しなければならない」と明らかにした。

ペク・ナムギ闘争本部は 「放水銃でペク・ナムギ農民を死に至らせた警察の当時の鎮圧に対する真相究明と責任者の処罰も始めなければならない」とし 「当時の指揮官はもちろん、特に遺族に血の涙を、国民に怒りを抱かせた姜信明(カン・シンミョン)前警察庁長官に応分の代価を払わせなければならない」と話した。

また、闘争本部は当時の「青瓦台外圧説」も明らかにしろと主張した。 闘本は「死亡原因の操作の過程で事実であることがわかったソ・チャンソク(ソウル大)医院長と安鍾範(アン・ジョンボム)当時経済首席との私的な出会い、 ペク・ナムギ農民の状況に対する青瓦台報告などの日課関連の関係を徹底して調査して明らかにしなければならない」と伝えた。

[出処:資料写真]

全国農民会総連盟も 「ソウル大病院は、死亡診断書を外因死に修正して仕事が終わったのではない」とし 「ペク・ナムギ農民の死因操作の過程の全貌を明らかにして国民に謝罪しなければならない」と話した。 また「ソ・チャンソク医院長とペク・ソンハ教授の法的処罰も従わなければならない」と伝えた。

社会進歩連帯は論評して 「死亡原因を正したのは始まり」とし 「特検により、誰がどのようにペク・ナムギ農民を死に至らせ、 死んだ後にも侮辱したのかを徹底的に明らかにして、 その責任者を処罰しなければならない」とした。

ソウル大病院は15日に記者会見を行って 「大韓医師協会の死亡診断書作成指令に従うことが適切だと判断した」とし 「遺族には心からの謝罪を伝えた」と話した。

ペク・ナムギ農民は2015年11月14日、 民衆総決起が開かれた鍾路のル・メイユールビルの前で警察の放水銃を受け、 生死の境をさまよった末に2016年9月25日に亡くなった。

[出処:資料写真]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-06-20 14:51:22 / Last modified on 2017-06-20 14:51:23 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について