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ハン・サンギュン懲役3年確定…「責任が消えた車壁と放水銃鎮圧」

民主労総、民主的な権利否定...「文政府は判決を正せ」

キム・ハンジュ記者 2017.05.31 12:34

民主労総のハン・サンギュン委員長が民衆総決起を主導したことを理由とする懲役3年の実刑が確定した。 民主労総のペ・テソン前組織室長には懲役1年6か月を確定した。

大法院2部(主審キム・チャンソク大法官)は5月31日、 2015年の民衆総決起、セウォル号汎国民追慕行動などで不法行為を主導した容疑で ハン委員長に懲役3年、罰金50万ウォンを宣告した原審判決を確定させた。

[出処:資料写真]

2015年の民衆総決起に警察の放水銃で故ペク・ナムギ農民が死亡し、 セウォル号追慕集会には過度な車壁の設置で警察のデモ鎮圧が問題になった。 裁判所はハン委員長のこうした主張を認めなかった。

民主労総は論評で 「新政府は発足したが、司法府の判決基準は相変らず清算すべき過去に留まっていることを示す宣告」だとし 「車壁と放水銃はそれ自体が違憲で不法な公権力の行使であった。 正当な抵抗権の行使に対する有罪宣告は、憲法が保障する民主的な権利を源泉否定する判決」と伝えた。

民主労総は文在寅政府が司法府の判決を正せと主張した。 民主労総は「今、ボールは文在寅政府に渡った」とし 「改革すべき司法府の不当な宣告が文在寅政府によって正されることを願う。 国連、ITUC(国際労働組合総連合)の釈放要求を受けているハン・サンギュン委員長の特別赦免を要求する」と話した。

宣告を傍聴した双竜自動車支部のキム・ドクチュン支部長は 「政権が変わっても李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)政権の司法府は相変わらずだ」とし 「社会的雰囲気、さまざまな公訴権争いの余地を考慮すれば、 大法院は原審を破棄差し戻すのが適切だ」と複雑で苦しい心境を伝えた。

正義党は「死亡者まで発生した当時(2015年民衆総決起)の警察の強硬鎮圧は、 誰一人責任を取る人がおらず、正当な権利を行使した市民は公権力によって処罰を受けることになった」とし 「文在寅政府はキャンドル革命で誕生したのであって、 キャンドル革命精神は2015年の民衆総決起に始まった。 国家権力により、国民の声が踏みにじられてはいけない」と伝えた。

労働党のリュ・ジュンヒ副報道担当者は 「受け入れるのは難しい決定」とし 「冬の間、広場でキャンドルを持った市民を司法府は無視した。 文在寅政府もまた、真っ先にキャンドルを持ったのは ハン・サンギュン委員長だったという事実を知らなければならない」と伝えた。

裁判所は昨年12月、2審で「警察の全体的な対応は多少過度だった面がある」とし 「鍾路区庁入口の交差点での一部措置がデモ隊を刺激した面もある」と 警察の過剰鎮圧を指摘している。

[出処:資料写真]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-06-02 00:59:47 / Last modified on 2017-06-02 00:59:48 Copyright: Default

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