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民主労総が座り込みに突入…「政権は更迭されたが、労働者の暮らしは」

民主労総、青瓦台まで三歩一拝

キム・ハンジュ記者 2017.05.29 15:07

民主労総が文在寅(ムン・ジェイン)政府の労働政策大転換を要求し、 青瓦台まで三歩一拝闘争を行った。 彼らは5月27日から光化門の開かれた市民の広場の前で、 △最低賃金1万ウォン争奪、 △間接雇用、特殊雇用など非正規職問題解決などを要求し、 テント座り込みを続けている。

[出処:キム・ハンジュ記者]

民主労総は5月29日午後、座込場の前で記者会見を行って 「(民主労総の座り込みは)キャンドル革命でできた新政府に対し、 さらに積極的でまともな労働、社会改革政策を注文する労働者たちの行動」とし 「同時に、低賃金、非正規職、長期闘争、構造調整など、労働議題の当事者の切実な闘争」という趣旨を明らかにした。

民主労総はまた 「古い労働積弊を解決するために、一回も行われていない労政交渉が至急だ」とし 「労政交渉は労働を敵対視してきた過去の政権と違う労働尊重政策への大転換を意味する象徴になるだろう」と伝えた。

民主労総のチェ・ジョンジン委員長職務代行は 「政権は変わったが、労働者の人生は変わっていない」とし 「最低賃金に苦しむ500万人の低賃金労働者は今すぐ最低賃金1万ウォンが必要で、 これは韓国社会の二極化を解消する最も速い方法」だとし、 最低賃金1万ウォンの即刻実現を強調した。

ソンドン造船支会のカン・ギソン支会長は 「労働者7千人がいたソンドン造船事業場は、今3千人しか残っておらず、 50%の労働者が構造調整の圧迫に苦しんでいる」とし 「新政府が非正規職の正規職化を推進するというが、 今ある雇用をしっかり守らなければならない」と強調した。

LG U+非正規職支部のチェ・ヨンイル支部長は 「LG U+はマスコミに非正規職を正規職化すると宣伝し、言論は誤報を出した」とし 「LG U+は労組と交渉中なのに今年、75箇所のセンターのうち5箇所が変更された。 業者が変わるたびに賃金団体協議はなくなり、下請非正規職を新入扱いする」と訴えた。

移住労組のウダヤ・ライ委員長は 「文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、候補の時に移住労働者に関する公約を出さなかった」とし 「世の中が変わったというが、先週また移住労働者の死亡事故が起きた。 まだ移住労働者を物扱いし、制度改善の要求は聞くふりもしない。 われわれは事業主だけを守る雇用許可制を廃止するために、 民主労総と共に座り込みをする」と声を高めた。

[出処:キム・ハンジュ記者]

民主労総は6月14日まで、座り込みを続ける計画だ。 6月14日には全国民主労総事業場の代表者らがソウルで6月30日の社会的ゼネストを宣言する集会を開く。 5月31日には国会前で労働積弊清算のための決意大会を開く。 李洛淵(イ・ナギョン)国務総理承認のための本会議開催の時期に合わせ、 労働議題を争点化するという趣旨だ。

民主労総は記者会見の後、青瓦台前の清雲孝子洞住民センター前まで三歩一拝を行った。 チェ・ジョンジン委員長職務代行をはじめとする民主労総組合員30人が三歩一拝に参加した。

全教組もまたこの日午前、政府ソウル庁舎の前で座り込み突入記者会見を行った。 全教組は「今日(29日)から法外労組撤回、教員労組法改正、労働三権争奪のための座り込みに突入する」とし 「教育部は2017年、全教組新規専従者16人に対する重懲戒の圧迫を続けている状況で、 法外労組弾圧による全教組の被害が続いている。 文在寅政府教育改革初めての関門は、全教組法外労組通知撤回」と強調した。

[出処:キム・ハンジュ記者]

[出処:キム・ハンジュ記者]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-05-31 02:40:30 / Last modified on 2017-05-31 02:40:31 Copyright: Default

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