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検察、現代車「労組破壊容疑」初めて起訴…鄭夢九拘束に勢いか

ユソン企業労組破壊に現代車介入認定、「遅すぎる起訴、労働者の被害は深刻」

キム・ハンジュ記者 2017.05.24 11:54

検察が現代自動車株式会社(代表理事鄭夢九(チョン・モング))と役員を労組法違反で起訴した。 事実上、ユソン企業の労組破壊事件に現代車が介入してきた事実を検察が認めたわけだ。 検察が現代車を起訴したのは今回が初めてだ。

[出処:キム・ハンジュ記者]

大田地方検察庁天安支庁は5月19日、 現代自動車株式会社のチェ・ジェヒョン(現代車購買本部駆動部品開発室課長)、ファン・スンピル(現代車エンジン部品開発チーム長)、カン・ギュウォン(現代車エンジン部品開発チーム次長)、クォン・ウチョル(現代車エンジン部品開発チーム代理)等4人の役職員を裁判所に起訴した。 控訴時効満了の3日前に行われた起訴だ。

これまで現代車は納品社のユソン企業の労組破壊事態は自分たちとは関係がないと主張してきた。 しかし検察は控訴状で「(現代車は)柳時英(ユ・シヨン)などユソン企業役職員らと共謀し、 勤労者の労働組合運営を支配またはこれに介入する行為をした」という犯罪事実を指摘した。

検察は具体的には 「2011年9月頃、ユソン企業の役職員が被告人(現代車役員)に 『使用者側に親和的な第二労組の加入人員を増やし、 支会がストライキをしても欠品事態が発生しないようにする。 注文量を減らさないでほしい』と話し、 被告人はこれを容認して期間別(第二労組)目標加入人員を決めた」とし、 現代車本社が労組破壊の計画を議論した事実を認めた。

金属労組ユソン企業支会、起亜車華城社内下請分会、現代車非正規職支会などは5月24日、 ソウル中央地方検察庁の前で記者会見を行って 「検察は元請会社の現代自動車が部品メーカーの労組破壊を指示、共謀したという理由で会社と主要役職員を起訴したのは初めての出来事」とし 「今まで現代車はユソン企業労組破壊は自分たちとは関係がないと主張してきた。 今回の起訴は検察でもユソン企業労組破壊に現代車が深く介入したことを認めた形」と伝えた。

検察の今回の起訴は、控訴時効満了3日前に行われた。 労組破壊の核心的な証拠は2012年から出てきたが、 検察と警察、労働部がノロマで対応したと労働者たちは批判していた。

ユソン企業嶺東支会のキム・ソンミン支会長は 「2013年にも労働部がユソン企業工場長に拘束令状を発行しなければならないといったが、 検察はこれに応じなかった」とし 「また用役チンピラらは労働者16人をひき逃げで危害を加えたが、 警察は一般道路交通法違反で処理した。 現代車起訴処分は極めて妥当だ。 だが法と原則通りに急いで処理していれば、ハン・ガンホ烈士も死ななかっただろう」と話した。

キム・サンウン弁護士は 「検察の起訴決定は遅すぎる」とし 「5年前から証拠が出てきたのに、検察はノロマ対応を続けるなど、 釈然としない捜査が多かった。 迅速に捜査していれば、2013年以後の労働者たちの人生は変わっていた」と指摘した。 ユソン企業支会は2011年5月から現代車、ユソン企業を相手に不当労働行為告訴をしてきた。 だが検察は2013年12月に不起訴処分にした。

一方、労働者たちは10年間、不法派遣および労組破壊犯罪を犯した鄭夢九会長の拘束を要求してきた。 起亜自動車華城社内下請分会のキム・スオク分会長は 「鄭夢九朴槿恵-崔順実ゲートで二番目に高い賄賂を送った」とし 「賄賂がなかったら鄭夢九も10年間、 非正規職を不法に使うなどして法の上に君臨してはいなかっただろう。 文在寅(ムン・ジェイン)大統領とユン・ソギョル地検長がキャンドルが望む財閥改革を正すのか見守る」と話した。

[出処:キム・ハンジュ記者]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-05-29 19:09:50 / Last modified on 2017-05-29 19:09:51 Copyright: Default

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