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「その谷は私たちの飯の種」…全国800余人、THAAD撤回韶成里平和行動

文在寅政府はTHAAD配置に関する一切の行為を即刻中断しろ

キム・ギュヒョン ニュースミン記者 2017.05.14 17:26

「その谷は水が豊かだ。 その谷が私たちの飯の種だ。 飯の種を奪うのか。 千坪ほどの畑がみんなあそこにある。 その水で栽培していた。 食事の仕度をして、洗濯して。 病気になりませんよ私たちは。 90歳になる人が十人いる。 だからとても心に傷つく。 軍人が来てから行けなくなった。 今日一度行ってみようと思うが、行けないか。」

THAAD配置が進行中の慶北星州郡草田面韶成里の公民館前で、 チャン・ギョンスン(85)おばあさんは曲がった腰を歩行器に頼って 「韶成里汎国民平和行動」の行列の末尾に立った。 チャンおばあさんは、THAADが配置された達磨山から流れる平和渓谷を「飯の種」と呼んだ。

[出処:ニュースミン]

5月13日午後2時30分、 韶成里公民館前で、朝鮮半島へのTHAAD配置撤回を要求する 「第三回韶成里汎国民平和行動」が開かれた。 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の当選後、初めて開かれる韶成里平和行動には、 全国から市民800余人が集まった。

チャン・ギョンスンおばあさんは曲がった腰でTHAAD敷地へ向かう行列についていった。 今日はチンバッ橋の向こうにある畑を見ることができるかという期待からだ。 おばあさんはずっと、ポリスラインを持った警官たち見ながら 「孫に会いたい。だから見ている」とし 「私が何の罪を犯したのか、夫と10人を軍に送った。 夫、息子、孫まで」と話した。

チャンおばあさんは18歳で韶成里に嫁いできた。 これまで軍隊に送った家族は十人になるという。 国を守れと夫、息子、孫をみんな軍隊に送ったのに、 THAADというものが国を守ると言って韶成里に突然入ってきて、 おばあさんの「食い扶持」を奪った。

[出処:ニュースミン]

チャンおばあさんの前には全国各地から集まった人々が立ち並んだ。 南端の全羅南道海南郡からきたイ・ギョンスク(53)氏は、 すでに二回目の韶成里訪問だ。

イ氏は「文在寅大統領に期待もするが、 候補の時期に確かにTHAADを撤回すると話したことはないので少し心配だ」として 今日、全国的に韶成里に集中して、私たちはTHAADの撤回を望んでいるという意志を文在寅大統領に見せたい」と話した。

[出処:ニュースミン]

ペン・セヒョン(18)氏は京畿道安養市から友人と二人で平和バスに乗って韶成里に来た。 彼は韶成里と戦争武器のTHAADは似合わないと批判した。

ペン氏は「韶成里は本当に平和だ。 緑も本当に多くて、こんなところに戦争のための武器が入ってくるなんておかしい。 文在寅大統領が一番早く解決すべき課題がTHAADだ」とし 「選挙の結果のために星州をののしる人たちは配慮が足りないようだ。 明らかにここにはTHAADに反対して闘争する人々がいるのだから」と話した。

この日、参加者らは「THAAD源泉無効」を叫びながら公民館前からチンバッ橋、金泉方面平和渓谷まで、 人間の帯をつないで平和の石塔を積む石を手に手に運んだ。 彼らはチンバッ橋前の円仏教平和教堂のそばにTHAAD撤回を要求する平和石塔を積んだ。

午後5時から開かれた本大会には正義党の尹昭夏(ユン・ソハ)、無所属のキム・ジョンフン議員が参加し、 国会次元でTHAAD配置過程の違法性と朝鮮半島での必要性を問うと約束した。

参加者たちは決議文を通して 「文在寅政府はまずTHAAD配置に関する一切の行為を即刻中断し、 占領軍のように入ってきて不安感を造成する警察力を韶成里から撤収させろ」とし 「続いてTHAAD配置に関する韓米間合意の実体と費用負担の議論、 不法行為など全般について徹底した真相調査と関連責任者を処罰しろ」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-05-18 10:33:09 / Last modified on 2017-05-18 10:33:11 Copyright: Default

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