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星州は「新戒厳令」…市民社会、韓米当局を糾弾

「不法搬入したTHAAD装備を即刻撤去しろ」

チョン・ウニ記者 2017.04.26 14:28

4月26日朝、国防部が奇襲的にTHAAD装備を搬入し、 市民社会団体が韓米政府を強力糾弾した。

朴槿恵(パク・クネ)政権退陣非常国民行動(退陣行動)とTHAAD韓国配置阻止国民行動は、 4月26日午後にソウル市光化門広場で緊急記者会見を行って、 韓米当局が「民心を踏みにじり、THAAD配置を動かせないようにしている」、 「不法搬入したTHAAD装備即刻撤去しろ」と要求した。

退陣行動のパク・ソグン共同代表は 「すでに国民が罷免した政府が、戦争の危機を呼び平和を破壊する装備を奇襲、泥棒配置した」とし 「キャンドルを持った国民の願いを捨て、新政府を無力化する小細工」と批判した。 彼はまた「THAAD配置は国会の批准同意や環境影響評価、すべての法的手続きを無視した不法」とし 「朴槿恵積弊、安保積弊を清算するために、 われわれはまた国民と共に立ち上がると宣言する」と明らかにした。

円仏教社会開闢教務団のスサン・チョン・サンドク教務は 「国防部は午前2時頃から6時半頃まで、星州一帯の高速道路をふさぎ、 住民の車の窓ガラスを割って引き出し、ミサの道具を強奪して、 50日間徹夜座り込みをしていた神父や住民を不法に連行し、 多くの人々が負傷した」とし 「これは新戒厳令」だと糾弾した。 続いて「THAAD配置を止めなければ誰が大統領になっても全く同じだ」とし 「われわれはひとつの心で闘争する」と話した。

民主労総のチェ・ジョンジン委員長職務代行は 「THAAD配置を決めた朴槿恵が拘束されているので、 韓民求(ハン・ミング)国防長官などの積弊勢力が国民の同意も社会的合意も、どんな手続きも守らずに強行している」とし 「THAAD中断は国民的要求」だと強調した。 彼は米国に対しても「直ちに先週、THAAD配置は次期政府の役割だと言ったのに、 奇襲的にTHAAD配置を推進している」とし 「韓国国民を欺瞞する行為」と糾弾した。

退陣行動はTHAAD配置を防ぐために闘争を拡大していく方針だ。 今日(4月26日)午後7時、光化門でTHAAD奇襲配置に反対する糾弾集会を開き、 現場ではTHAAD配置に反対する政党演説会も計画されている。 4月29日にはTHAAD配置中断を要求する23次汎国民行動が開かれる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-04-29 19:52:46 / Last modified on 2017-04-29 19:52:48 Copyright: Default

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