本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:闘争事業場労働者、光化門交差点広告塔上で高空ハンスト
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1492348832449St...
Status: published
View


闘争事業場労働者6人、光化門交差点広告塔上で高空ハンストに突入

整理解雇および非正規職撤廃、労働法全面再改正を要求

パク・タソル記者 2017.04.14 17:25

整理解雇、労組弾圧で数年間、路上闘争をしていた労働者6人が 光化門交差点の広告塔に上がって高空ハンストに突入した。

[出処:金属労組旭非正規職支会]

4月14日午後2時30分頃、 「労働者、民衆生存権争奪のための闘争事業場共同闘争委員会(公闘委)」所属の労働者6人は、 光化門のセグァンタワーのLED広告塔に上がった。 高さは30mにもなる。

東洋セメント支部のキム・ギョンネ副支部長、 世宗ホテル労組のコ・ジンス組合員、 旭非正規職支会のオ・スイル代議員、 コルテック支会のイ・イングン支会長、 ハイテックRCDコリア民主労組死守闘争委員会のキム・ヘジン代表、 現代車蔚山非正規職支会のチャン・ジェヨン組合員は 現在、広告塔の後の鉄網にからだをしばりつけている。

公闘委は午後3時30分に緊急記者会見を行って、 断食高空籠城に突入した理由と立場を明らかにした。

彼らは記者会見文で 「整理解雇制と非正規職制度を導入し、労働者たちを死に追いやった張本人である共に民主党は、 キャンドルの最大の受恵者になって今やキャンドルは彼らの大統領選挙に静かに票を入れることで主権を行使しろと強要している」とし 「すでに彼らは大統領選挙の期間であるにもかかわらず、与野を問わず、近付いてくる経済危機に備えて資本の好みに合わせた構造調整で、 THAAD配置賛成で、労働者民衆に銃口を正照準している」と批判した。

彼らは 「労働者民衆の生活の要求を叫び、闘争で正面突破することしか迂迴路はない」とし 「△整理解雇撤廃、△非正規職撤廃、△労働法全面再改正のための闘争本部を構成し、 共に戦い抜こう」と主張した。

公闘委のチャ・ホノ代表は 「1600万の民衆がキャンドルを持ったが、 6人の同志が雨に降られながら高空ハンストに入った」とし 「この闘争を契機として労働者問題を全面化し、キャンドルの力を発揮しなければならない」と話した。 チャ代表は「整理解雇制と非正規職制度を作った金大中(キム・デジュン)政府とこれを拡大させた盧武鉉政権の嫡統を継ぐ政界が権力をにぎることになった」とし 「彼らはまさに民衆人生を破綻させるこの制度をまず廃棄しなければならない」と要求した。

広告塔に上がったキム・ヘジン代表は電話で 「朴槿恵政権に対抗して1年6か月戦い、結局、朴槿恵は拘束されたが労働者民衆の人生は相変わらずだ」とし 「整理解雇、非正規職制で崖っぷちに押しやられた労働者たちは、食を断って命をかけなければならない状況」だと明らかにした。

キム代表はまた 「社会の第一歩を踏み出す子供たちが実習生という名で搾取され、 コール数を満たせずに自ら命を絶つ事件が起きている」とし 「最も基本的な労働三権を取り戻すために、労働法全面再改正を勝ち取っていこう」と声を高めた。

現場には民主労総解雇者復職闘争特別委員会(全解闘)、 革命的労働者党建設現場闘争委員会(労建闘)、 労働党、民主労総金属労組双竜自動車支部、ファインテク支会なども緊急に集まった。

平等労働者の会のホ・ヨング代表は 「大統領選挙で当選が有力視される候補たちがTHAADと構造調整に賛成している」とし 「大統領選挙に埋没したすべての市民に労働者の呻吟を知らせ、 大統領選挙のTV討論の代わりに労働者の声を受けとめて、 この社会が変わる出発点になることを願う」と明らかにした。

4月14日午後6時30分には支援組織が座り込みが行なわれているセグァンタワーの前に集まって文化祭を開く。 午後7時30分には労働者の権利争奪のための宗教行事が進められる。 公闘委は警察の侵奪に備えて24時間援護すると明らかにした。

一方、建物の管理人から通報を受けた警察は、午後3時20分頃に到着して屋上と1階を取り囲んでいる。 警察は安全問題で座込者に降りるよう要求し、ビルの近くにエアーマットを設置した。 公闘委と支援に駆け付けた労働者、市民は1階を包囲した警察と対峙している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-04-16 22:20:32 / Last modified on 2017-04-16 22:20:33 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について