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現代重工下請労働者の高空籠城二日目「長期化も対応中」

「就職封鎖ブラックリスト根絶してこそ」

パク・タソル記者 2017.04.12 16:48

高空籠城に突入した現代重工の下請労働者らが 「高空籠城期間ブラックリストを根絶するために、すべての方法を動員する」とし 「長期戦も予想している」と明らかにした。

4月11日朝、現代重工社内下請支会のチョン・ヨンス組織部長とイ・ソンホ代議員は、 蔚山東区のナムモッコゲ15m陸橋に上がって闘争を続けている。 彼らは△大量解雇構造調整中断△非正規職撤廃△労組活動保障△ブラックリスト廃止△12人下請組合員雇用継承および復職を要求している。

[出処:現代重工社内下請支会]

二人の下請労働者が高空籠城を断行したのは、 特にブラックリスト問題が直接の契機になった。 彼らは現代重工がブラックリストを作り、下請労組を弾圧していると主張する。

現代重工社内下請支会によれば、 現代重工と現代尾浦造船の下請労働者で組織された現代重工社内下請支会の活動経歴があれば、造船所就職が源泉封鎖される。 2003年の設立と同時に業者廃業などの方式で弾圧をされた労組はブラックリスト問題を提起したが、 現代重工はブラックリストの存在を否定し続けてきた。

二人の労働者は高空籠城に突入するにあたり 「造船所のブラックリストは労働者の喉笛を握る資本の武器であり、 労働権をなくす企業の秘密兵器」だと批判した。

[出処:現代重工社内下請支会]

チョン・ヨンス組織部長は12日の電話通話で 「現代重工はずっとブラックリストはないと言い逃れているが、 求職活動をすれば元請が介入しているという情況がわかる」とし 「今まで元請が介入した証拠を集めて、法的な対応も準備している」と明らかにした。

チョン組織部長は40回ほど就職に失敗した経験を紹介して、元請の「見えない手」が作動していると話した。 チョン組織部長は「ワークネット、雇用センター、業者直接訪問など、すべての方法を動員して求職活動をしたが、 人的事項や履歴書を送ると結局不合格通知を受け取った」と言う。 彼は「下請幹部出身であることを知らない業者にほとんど就職できるところだったが、 総務が突然『仕事の材料が減った』と言って採用しなかった」とし 「企業が元請から圧迫を受けているため」と主張した。

実際に支会所属の組合員たちは造船所への就職ができず、 長期の座り込みをしたり、 20年熟練技術者が窮余の策で何も関係がない会社の修習生になって生計をたてている。

11日、現代重工社内下請支会、現代重工支部をはじめとする蔚山地域労働者200余人が高空籠城場の前で集会を開催したのに続いて 12日の午後5時には現代重工正門前で金属労組蔚山支部、現代重工支部が主催する金属労組全国巡回決意大会を開く。 現代重工社内下請支会は金属労組蔚山支部、民主労総蔚山本部とも具体的な闘争計画を議論する予定だ。 金属労組現代重工支部とも、構造調整、労組弾圧に対抗する共同闘争計画を樹立していく計画だ。

[出処:現代重工社内下請支会]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-04-16 22:13:55 / Last modified on 2017-04-16 22:13:56 Copyright: Default

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