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現代重工下請労働者2人が高空籠城に突入

構造調整中断、非正規職撤廃、下請労働者の労働基本権全面保障を要求

パク・タソル記者 2017.04.11 08:48

現代重工社内下請労働者2人が下請労働者の労働基本権保障を要求して 4月11日午前5時5分頃、蔚山東区のナムモッコゲ高架道路の柱に上がった。

[出処:現代重工社内下請支会]

現代重工社内下請支会のチョン・ヨンス組織部長とイ・ソンホ代議員は高空籠城に突入するにあたり、 2年以上続く構造調整の中で下請労働者は何の補償と慰労もなく追い出されていると明らかにした。

高空籠城に突入するにあたって要求した事項は、 △大量解雇構造調整中断、 △非正規職撤廃、 △下請労働者の労働基本権全面保障だ。

彼らは組合員に送った手紙で 「基本給と手当が削減され、残業と特別勤務が消え、月給が半分になって6か月を越えた」とし 「常用職の本工は減らして、2〜3次下請の物量チームは増え続け、 深刻な雇用不安と低賃金体系が強まっている」と批判した。

彼らは労組活動が差別と排除につながっており、労組をする自由さえないとも述べた。 現代重工社内下請労働者たちは2003年に労組を結成したが、 労組幹部が所属する業者廃業などの方法により弾圧された。 2004年2月、パク・イルス烈士は非正規職撤廃を要求して焼身している。

また同じ手紙で 「昨年夏から今まで、下請労組の主な幹部の80%が業者廃業を契機として解雇された」とし 「構造調整と物量減少を理由として雇用継承から排除され、 個別の求職ではブラックリストにかかって新しく就職もできない」と明らかにした。

彼らは正規職労働者にも「つらく苦しい戦いを応援している」とし 「現場でも決死抗戦をしてくれ」と伝えた。 正規職で構成された現代重工労組は、造船業構造調整による雇用不安と労働条件の後退などを味わっており、 昨年末から民主労総への再加入の準備を始め、今年、組織変更を完了した。

現代重社内下請支会労働組合は高空籠城の侵奪を防ぐために集結しており、 連帯を要請している。

[出処:現代重工社内下請支会]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-04-16 19:44:52 / Last modified on 2017-04-16 19:44:53 Copyright: Default

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