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仁川空港用役業者、雇用継承せず3次面接通知

仁川空港支部「不当労働行為...解雇ための時間稼ぎだけ」

パク・タソル記者 2017.04.06 19:31

公共運輸労組仁川空港地域支部が新規環境美化用役業者に対して 不当労働行為の疑惑を提起し、集団行動を行う。

新しい用役業者は、業者変更の過程で全職員に面接を実施し、 この過程で数人の労働者たちに3次面接まで要求したことに反発が上がっている。 3次面接を受けければならない4人のうち2人は民主労総組合員だ。

該当業者は(株)チャムジョウン環境で、業者変更の過程で新しく選ばれて4月1日から空港交通センター環境美化用役を担当、運営中だ。 チャムジョウン環境は3月31日、既存の全職員209人に対して1次面接を実施した。 政府の指令によれば、公共機関傘下の下請企業は特別な事情がない限り、 同一事業場で働いていた労働者の雇用継承を保障しなければならない。 だが1次面接が終わった当日、チャムジョウン環境は6人に不合格の携帯メッセージを送り、「機会を差し上げる」として2次面接を提案した。

4月4日、2次面接ではまた4人が不合格通知を受けた。 チャムジョウン環境は3次面接を通知している状態だ。 不合格の理由についてチャムジョウン環境は「会社の採用基準に達しない」ためだと明らかにしたが、 1次面接を受けたある労働者は「形式的な面接」だったと話した。 この労働者は「名前を呼んで、病気はないのか、隘路事項が何かだけを尋ねた」とし 「面接結果が釈然としない」とした。

仁川空港地域支部は4月6日に声明を出して 「3〜4年働いた労働者に対してなぜ3次面接までするのか」とし 「典型的な時間稼ぎで、後で点数が低くて解雇するほかはないという理由を上げるだろう」と批判した。 支部はまた、解雇された労働者を第2ターミナルに送られるかもしれないということについて 「組合員が第2ターミナルに行くとすれば、労働組合活動を理由にした不当移動」であり、「不当労働行為」だと批判した。

仁川空港地域支部は用役業者の入札過程が妥当だったのかについても疑問を提起している。 社長が不明だった点、閉鎖されたホームページ、法人登記の住所にある本社に事務室がない点を指摘した。 労組は「入札金額が3年間で200億ウォンが越えるのに、実体の確認もできない業者がなぜ仁川空港公社の用役を落札したのかわからない」と批判した。 仁川空港公社に対しては「入札過程についての全面的な再調査」を要求した。

仁川空港地域支部は残りの4人の元職復帰を要求し、要求が受け入れられるまで仁川空港すべての出口で集会を開くと明らかにした。 7日午後6時30分には旅客ターミナル3階8番ゲートで全組合員決意大会を開く予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-04-16 12:32:25 / Last modified on 2017-04-16 12:32:26 Copyright: Default

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