韓国:冷たく暗い労働を引き上げよう | |||||||
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冷たく暗い労働を引き上げよう[連続寄稿] (1)セウォル号が引き揚げられた「(仮称)労働悪法撤廃! 労働法全面制定・改定! 労働三権争奪! 闘争本部」構成のための全国巡回闘争に行って
キム・ジングク(全国教育公務職本部江原支部事務局長) 2017.03.27 07:58
5日間の巡回闘争は最も力強い闘争で、休暇であった。 朴槿恵(パク・クネ)を罷免させ、韓国を変革する第1ラウンドが終わり、 その後に続く変革の第2ラウンドを考える私にとって、 共通の闘争をする仲間たちと一緒だったこの闘争は、 変革の種を直接目撃する意味であった。 巡回闘争に共にした仲間たちの中には、短くても2年、長ければ10年闘争してきた人々がいた。 これらの仲間の言葉、ひとことには途方もない洞察の力が含まれていた。 「闘争を避けるためには理由を上げるが、闘争を完成するためには方案を深く考える」、 「金のために闘争をするのではない。闘争は意志でするものだ」、 「資本を越える時だけ、本当の勝利を得られる」。 この長い間、誰にも認められない孤独と苦痛を直接経験し、 骨の髄から育ててきた真珠のような悟りなので、 これ以上の言葉を付け加えることに何の意味があるだろうか。 [出処:資料写真] しかし巡回中に会った仲間たちの闘争現場では、力不足と残念さも感じられた。 もちろん、個別の事業場、個別の仲間たちの話と身振りから、土地を分け、空を分けるような気も感じられた。 今回の共同闘争もこのような点を認識して、長い時間準備したのだろう。 運動をしてきて、多くのことを考えてきた。 「何が問題なのだろうか?」この途方もない力が随所で湧き立っているのに、 この残念な力が随所で血を流しているのに…。 歴史の主人が資本にひかれながら押されているこの感じは何だろうか? あまりにも残念な状況を見ながら、からだが溶けてしまうような虚無感に陥った記憶がよみがえる。 その過程で資本が持ついくつかの弱点を捉んだのは偶然ではなかったはずだ。 資本は予想できない、だから統制するのが難しい変化の要素に非常に脆弱だ。 しかしわれわれの闘争はどうか? 多くの場合、われわれも資本と腐敗権力のフレームに閉じ込められているということは、 具体的な例をあげなくてもわかるだろう。 また資本は利益恐喝の目的のためには全てを変容し、歪曲する。 資本は腐敗権力と手を握って作った選挙制・賛成機械・代議制・多数決民主主義を地上で最高のシステムに変身させ、平和に偽装した暴力を行っている。 ではわれわれはどうか? 最も民主的であるべき労働組合でさえ、熟考・直接・参加民主主義の代わりに、 資本と腐敗権力のゴミ、いわゆる代議制(代議員制度)を借用して使っているではないか? 迅速性と効率性を担保したいのなら、いっそ資本を選択する方が労働組合を選択するより良いかもしれないという自己恥辱感も感じる。 最後に、資本は利益のために変容と歪曲を日常茶飯事とするので、自然に「矛盾」を生む。 しかしわれわれを見よう。 この世の本当の主人は労働者だが、現実のわれわれはまたどうか? われわれの現実も分裂など多様な矛盾で反目している。 しかしわれわれはこの世のすべての労働者が一つだという事を再確認しなければならない。 勝利のために闘争しつつ、われわれが内的に持つこれらの矛盾を取り払えなければ、 その過程はまたとなくみじめな過程になるだろう。 今回の共通闘争はこうした矛盾を取り払う努力の結果であった。 連帯を描き、われわれの運命を用役に与えるような投票を拒否する絵を描いたからだ。 もうその絵を現実のものに、少しずつ作っていこう。 急き立てて焦って作るいい加減なものは、犬にもやらないようにしよう。 主体的にわれわれの内外にある矛盾と恐れを取り払いながら、 肩を組んで一歩一歩自信をもって行こう。 ヘル朝鮮を払いのけて変革の新しい土地へ! セウォル号が引き揚げられた 「(仮称)労働悪法撤廃! 労働法全面制定・改定! 労働三権争奪! 闘争本部」 構成のための全国巡回闘争最終日に。
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2017-03-30 05:23:10 / Last modified on 2017-03-30 05:23:10 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |