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ハン・ガンホ烈士は葬儀も行えなかった… 「柳時英、鄭夢九を拘束しろ」

「330日」労働界最長の烈士闘争に市民社会団体が集まって拘束を要求

パク・タソル記者 2017.02.09 14:12

ユソン企業のハン・ガンホ烈士が命を絶ってから330日になる。 労働界最長の烈士闘争になったが、ユソン企業と現代車は最低の葬儀手続きも認めず、闘争は長期化している。 ユソン企業支会をはじめとする100余の市民社会団体が力をあわせて「労組破壊主犯」のユソン企業の柳時英(ユ・シヨン)会長と、 現代車の鄭夢九(チョン・モング)会長を拘束しろと主張した。

ユソン氾国民対策委、 朴槿恵政権退陣非常国民行動傘下の財閥拘束特別委は、 2月9日午前にソウル市鍾路区の世宗文化会館階段の前で記者会見を行い、 「柳時英鄭夢九拘束処罰」を要求した。

参席者たちは、2011年に始まった労組破壊工作に司法府が少しでも積極的に関連者を処罰していたら、 烈士は死ななかったと話した。 彼らは記者会見文で「検察は、ユソン企業が労働者に提起した告訴、告発を一瀉千里で進め、 労働者たちが柳時英を告発したことに対しては何の答も出さなかった」とし 「検察は労組破壊の背後に現代車があるという証拠を持っていたのに、 鄭夢九会長を調査もしない」と批判した。

この席に参加した民主労総のチェ・ジョンジン委員長職務代行は、 ハン・ガンホ烈士の死は「資本と権力による他殺」だと定義した。 チェ職務代行は「ハン・ガンホ烈士が世を去ってもう1年になろうとしているが、 財閥共和国らしく何も変わっていない」とし 「労組を破壊して搾取する財閥を懲らしめることだけが、 最低限のキャンドル民心を代弁すること」だと明らかにした。

2月17日、天安地方裁判所は労組破壊および不当労働行為容疑で起訴された柳時英会長に1審の判決を出す。 柳時英会長を告訴告発した2012年から6年ぶりだ。 検察は、柳時英会長に1年を求刑した。 労働界はこれについて「常識以下の求刑」だが、「重刑が宣告されれば、法の上に君臨する企業に対する厳重な警告になる」と期待している。

牙山嶺東支会のキム・ソンミン支会長は 「挫折感はそのまま死につながる」とし、柳時英会長の拘束の必要性を訴えた。 キム支会長は「死ぬまいとしてソウルに上がってきたし、 生きようと(現代車本社がある)良才洞で闘争している」とし 「柳時英が拘束されなければ、労組破壊の免罪符を受けることになる」と指摘した。

記者会見が終わり、 柳時英会長と鄭夢九会長が監獄に入るパフォーマンスも続いた。 二人の会長は、両手を縄で縛られて監獄の中に入れられた。

記者会見には、 白基玩(ペク・キワン)統一問題研究所所長、 チョ・フェジュ社会変革労働者党共同代表、 李甲用(イ・ガビョン)労働党代表、 キム・チャンハン民衆連合党常任代表、 曹渓宗社会労働委員会トチョル僧侶、 ハム・ジェギュ金属労組副委員長、 全国障害者差別撤廃連帯、 人権運動サランバン、 パノルリム、 労働弾圧民生破綻朴槿恵政権退陣のための闘争事業場共同闘争などが参加した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-02-13 19:23:04 / Last modified on 2017-02-13 19:23:06 Copyright: Default

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