韓国:「汚い睡眠」で懲戒…文化芸術界「政界、表現の自由を毀損」 | |||||||
Menu
おしらせ
・2024総会(報告) ・レイバーネットTV(4/24) ・あるくラジオ(4/20) ・川柳班(投句「風」) ・ブッククラブ(6/8) ・シネクラブ ・ねりまの会(4/17) ・フィールドワーク(5/31) ・三多摩レイバー映画祭(6/2) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第89回(2024/4/10) ●〔週刊 本の発見〕第342回(2024/4/18) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/3/28) ●川柳「笑い茸」NO.152(2024/3/27) ●フランス発・グローバルニュース第8回(2024/4/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」89回(2023/12/31) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合
|
「汚い睡眠」で表蒼園懲戒…文化芸術界「政界、表現の自由を毀損」セヌリ党解体してこそ...女性嫌悪問題は一蹴
キム・ハンジュ記者 2017.02.06 18:16
文化芸術団体が表現の自由侵害を問題として「汚い睡眠」を壊したセヌリ党周辺組織と保守団体会員に法的な責任を要求した。 共に民主党には表蒼園(ピョ・チャンウォン)議員の懲戒を撤回しろと要求した。 56の文化芸術団体は2月6日午前11時、光化門広場で記者会見をしてセヌリ党に対し 「最近、国民的支持を失った守勢局面を、今回の事件を針小棒大に歪曲して薄めようとする政治的陰謀が作動しているのではないか」とし 「表現の自由を否定し、事件の本質を歪めるセヌリ党は解体しろ」と要求した。 これらの団体は共に民主党に対しても 「(保守団体会員の『汚い睡眠』作品毀損で)表現の自由が侵害されたのに、 民主党は政党支持率に汲々とし、表蒼園議員に6か月党職停止という懲戒をした」とし 「芸術の問題を政治問題に置き換え、 国民の意思に反する姿を見せるのは、授権政党の能力があるのか疑わざるをえない」と糾弾した。 [出処:キム・ハンジュ記者] 「汚い睡眠」を創作したイ・グヨン作家もこの日の記者会見で 「民主党の表蒼園懲戒は、 憲法が保障する表現の自由に対する偏狭な観点を見せる」と批判する一方、 「セヌリ党と国政壟断の反逆者は自分の過ちを隠すために世論誘導をしている」とし、 懲戒の撤回を要求した。 「汚い睡眠」が展示された「コッパイ展」に参加したキム・ジョンド美術家は 「国会は権威空間ではなく民意の空間で、どんな作品を展示してもいいが破壊してはならない」とし、 「表蒼園議員は表現の自由を尊重して展示場所を協議してくれたし、 国民の代弁者役を果たした」と伝えた。 彼は「作家は純粋な意味で作品というキャンドルを持った」と付け加えた。 パク・ジェドン漫画家は 「創作芸術は表現の自由であり、他人が作品に対して反論するのも表現の自由」だとし 「だが作品を壊すことは表現の自由を超えており、作家の生命を侵害するテロ事件」だと声を高めた。 ソン・ギョンドン詩人も「作品の評価はいつも開いているが、 社会的評価の前に作品が破壊され、 国会議員は女性の議論で政治利権だけを行使している」と国会を批判した。 文化芸術団体、「汚い睡眠」の女性嫌悪問題は一蹴一方、文化芸術団体は 「本末が転倒している」とし、 「汚い睡眠」に対する女性嫌悪の問題を一蹴した。 記者会見の参加者たちは、「汚い睡眠」をめぐる女性嫌悪の議論について、 会見文で国民の党の立場を批判して、 「朴槿恵は女性でもあるが、 民生を破綻させた普通名詞としての『悪い政治家』であり、 当然風刺の対象になるほかはない」とし 「大統領の女性性を強調して女性嫌悪の問題を提起するのは本末転倒」だと指摘した。 文化芸術団体の記者会見に先立ち「コッパイ展」に参加した作家連帯は 「セウォル号7時間に何をしていたのかを明らかにしないまま、 女性の私生活を主張する大統領を風刺した作品は、 批判を越えて『女性嫌悪』という虚構の論理で作家と国会議員に加えられた暴力を正当化している」という声明を出した。 先立って女性団体は「汚い睡眠」が「裸になった女神(眠れるヴィーナス、ジョルジョーネ)」、 「売春婦(オランピア、マネ)」を朴槿恵大統領と重ね、 社会的少数者の女性を手段化したと主張した。 韓国女性民友会は2月3日 「嫌悪は風刺画ではない」とし 「風刺対象を『受動的な姿勢で裸になった女性』の姿で再現することによって、 その少数者性を強調し、権威を脱却させた。 (現在は)女性のからだを性的対象として消費する社会であり、 視覚芸術の創作者ならイメージが生む効果についての悩みから逃げてはいけない」という声明を出した。 韓国女性団体連合もまた1月24日 「国政壟断などで憲政秩序を破壊した大統領に対する批判が性的対象化や女性嫌悪で表現されることに反対する」とし 「いかなる批判や風刺も女性をはじめとする社会的少数者と弱者を卑下したり嘲弄する方式で行われてはならない」と発表した。 この日、文化芸術家は記者会見の後、 「表蒼園招聘責任者の文在寅(ムン・ジェイン)は謝罪しろ」というプラカードを持ったセヌリ党議員を 墨で監獄に閉じ込めるパフォーマンスを行った。 [出処:キム・ハンジュ記者] 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2017-02-13 10:41:50 / Last modified on 2017-02-13 10:41:51 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |