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KT会長連任目前…市民社会「崔順実と共犯、拘束捜査せよ」

KT新労組、16日にKTの前・現職理事10人を告発

キム・ハンジュ記者 2017.01.16 14:52

KTの黄昌圭(ファン・チャンギュ)会長の連任審査が始まり、 市民社会は黄昌圭会長が崔順実と利権を得た共犯だとして連任に反対し始めた。

公共運輸労組KT新労組は1月16日午前11時、 KT光化門支社の前で記者会見を行い 「(KT理事会が黄昌圭会長の連任を)推薦した瞬間にKTとの強力な闘争を展開する」とし 「特検は黄昌圭会長を召喚、拘束捜査しろ」と要求した。

[出処:キム・ハンジュ記者]

KT新労組は今日(1月16日)、ミル・Kスポーツ財団への寄付金の拠出を事後決議した理事陣10人を業務上横領容疑で特検に告発する。 先立ってKT新労組は昨年10月、黄昌圭会長を告発した。

KTはミル財団に11億ウォン、Kスポーツ財団に7億ウォンを拠出した。 だがKTの規定では10億ウォン以上の寄付金を拠出する時は理事会の議決を経なければならない。 KTは2015年10月に議決せずミル・Kスポーツ財団に約定した。 約定後に当時のKT理事は2015年12月10日に全員一致で事後決議した。

KT新労組は「理事会決議なく約定したのは基本的な手続きも守らない拠出」だとし 「その上、でたらめ財団への拠出をKTの理事が全員一致で同意したのは本当にとんでもない」とした。 また「拠出された2015年、KTは赤字を記録しており、 2014年には会社が苦しいと言って8300人を名誉退職させた。 黄昌圭会長は、国政壟断の協力者」だとし、拘束捜査を要求した。

[出処:キム・ハンジュ記者]

KT新労組はまた、KTが財団寄付金の拠出だけでなく、 組織的に崔順実と利権を得た共犯者だと主張した。

KT新労組は 「黄昌圭会長は、安鍾範(アン・ジョンボム)の指示で車恩沢(チャ・ウンテク)の側近のイ・ドンスを新設したブランド支援センターという組織の専務として入社させた。 また崔順実が所有する企業のプレーグラウンドに68億ウォン規模の広告を出した。 広告だけではない。 崔順実が所有するスポーツ会社を応援するためにスキーチームを創立し、 国政壟断が起きたので中断したという報道もあった」と指摘した。

KT理事会は最近、黄昌圭会長の連任に関する審議を進めている。 KTは経営実績評価に基づいて連任の可能性を高く評価している。 だがKT新労組は、外注化、構造調整による人件費節減をした経営実績だと批判した。

希望連帯労組のパク・テソン組織局長は 「昨日、KT協力業者で転倒して死亡する事故がまた起きた。 昨年9月には雨の中で作業していたSKブロードバンド労働者が感電で命を失った。 公共性が重要な通信業者で、危険な外注化による事故が続いている」とし、 通信業者に蔓延している間接雇用を批判した。

公共運輸労組のチン・ギヨン副委員長は 「KTは民営化されてから、2015年に8300人を一日で路頭に追いやった。 また「朴槿恵-崔順実ゲート」に賦役したことが明らかになった」とし 「通信業者の民営化で国民サービスが良くなったという話は虚構だ。 国民が統制しなければ腐敗から抜け出せない」と公共性の強化を主張した。

KT新労組の記者会見には 朴槿恵政権退陣非常国民行動、略奪経済反対行動、希望連帯労働組合、などが参加している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-01-22 05:04:28 / Last modified on 2017-01-22 05:04:29 Copyright: Default

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