韓国:積弊中の積弊、損賠仮差押えを断ち切る | |||||||
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積弊中の積弊、損賠仮差押えを断ち切る双竜車支部、光化門キャンプ村に入城...退陣行動、市民要求案を提案
パク・タソル記者 2017.01.10 14:22
金属労組双竜車支部が闘争拠点を平沢で光化門キャンプ村に移した。 損害賠償および仮差押え問題に対し、さらに積極的に抵抗するという意志の表現だ。 同じ問題を抱える事業場も積極的に闘争するという意志を示し、 損賠仮差押え廃棄要求の声は一層弾みを付けるものと見られる。 双竜車氾国民対策委、手を取って、光化門キャンプ村などは1月10日午前、 ソウル市光化門の李舜臣の銅像の前で記者会見を行い、 双竜車支部の光化門入城と損賠仮差押えに対する市民社会の対応計画を明らかにした。 この場には民主労総、天主教正義具現司祭団、光化門共同行動(全障連)、キムジョ・グァンス監督、チングサイ、全国各地の闘争事業場も参加し、 損賠仮差押えの廃棄を要求した。 損賠仮差押え問題が大きくなったのは、2003年1月、 6か月間賃金を差し押さえられたペ・ダロ烈士が自ら命を絶ってからだ。 その後、損賠仮差押えは雪だるまのように膨らんだ。 民主労総事業場の場合、2002年345億の損賠が請求された。 昨年集計された損賠請求金額は1521億ウォンにのぼる。 双竜車支部も2009年、整理解雇に対抗する77日間の玉砕ストライキの直後、 国家と企業から400億ウォン近い損賠が請求された。 その後、調整を経て78億ウォン程度の損賠請求額が残された。 特に警察は、ヘリコプターの修理費用、慰謝料などをあげて24億ウォンを超える損賠を請求した。 昨年、ソウル高等法院は控訴審裁判で11億8千万ウォンを賠償するよう判決した。 警察と支部双方が上告し、現在は大法院で事件が審理されている。 双竜車が金属労組を相手に提起した訴訟はソウル高裁に係留されている。 100億ウォンの損害賠償の請求に対して1審裁判所は33億ウォンを賠償しろと判決した。 途方もない損賠金額を払わせられ、彼らの労組活動も萎縮している。 現代自動車も糾弾の対象になった。 今日集まった参加者は記者会見文で 「労使合意を批判したという理由でファン・ホギなど4人の正規職採用を拒否し、 大韓民国の歴史で最大規模の90億ウォンの損賠をかけた」とし 「大法院で正規職として認められたチェ・ビョンスンには 『業務妨害幇助』で20億ウォンの損賠を請求した」と現代車を糾弾した。 双竜車支部のキム・ドクチュン支部長は 「8年間戦い、また野宿座り込みを決めることは簡単ではなかったが、 崖っぷちに追いやられた労働者たちのために光化門にきた」と話した。 キム支部長は「国家が提起する損賠と企業が提起する損賠までが労働者を死に追いやっている。 単に双竜車だけの問題ではなく、ハイディス支会、現代車非正規職支会などが名誉毀損と侮辱などで90億を超える天文学的損賠を宣告されている」と強調した。 手を取っての運営委員でもある朴槿恵政権退陣非常国民行動(退陣行動)積弊特別委のパク・レグン(パンネグン)委員長は、 損賠仮差押えを「悪魔の制度」だと主張した。 パク積弊特別委長は 「国連はストライキは労働者の正当な権利であり刑事処分、民事上の不利益を与えてはならないといつも指摘するが、 現在の韓国は数十人の労組に数百億ウォンをふっかけ、労組を追い込んでいる」と指摘した。 続いて「命まで奪うこうした悪魔の制度はなくさなければならない」と朴槿恵政権からなくすべき積弊の一つにあげた。 天主教正義具現全国司祭団のソ・ヨンソプ労働委員長は、 連帯する市民に賦課される罰金を指摘した。 ソ委員長は「双竜車解雇者を支援したとして3百万ウォンの罰金を宣告された」とし 「これでも検察は金額が少ないと控訴するという蛮行を行った」と批判した。 ソ委員長は「単にある労働者の問題ではなく、労働者と共に生きる私たちすべての問題でもあるので、 損賠仮差押えや罰金のような法的な制度に強く抵抗して最後まで連帯する」と明らかにした。 ▲双竜車支部解雇労働者がキャンプ村入居を前にしている。この拠点は光化門キャンプ村の文化芸術家が双竜自動車の形を模して作った。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2017-01-18 02:27:16 / Last modified on 2017-01-18 02:27:17 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |