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昌原、韓国GM非正規職、1か月の闘争の末に全員復職に合意

解雇一日前に劇的合意…幹部5人は2月に復職延期

パク・タソル記者 2016.12.31 20:25

韓国GM昌原工場の下請企業に所属する非正規職労働者たちが解雇の一日前の30日、 使用者側の雇用継承を引き出した。 11月30日に解雇を通報されたことで全面ストライキなどの闘争を始めてから一か月目だ。 今回の合意で韓国GM昌原非正規職支会組合員105人を含む369人全員は雇用が継承されて工場に戻れることになった。

[出処:金属労組韓国GM昌原非正規職支会]

金属労組韓国GM昌原非正規職支会は12月31日に闘争報告大会を開き、 元請と雇用継承に合意した内容を明らかにした。 支会は「解雇通知書を受けた105人と、解雇されなかった50人が少しも動揺することなくストライキ隊伍を死守した結果、 完成車の在庫物量はすべてなくなり、使用者側は雇用3継承に合意した」とし 「全員の雇用を守り3継承を勝ち取ったという点で、 使用者側の民主労組破壊の試みを防き、 全組合員が団結を維持したという点で一定の勝利をおさめた」と明らかにした。

30日、非正規職支会の交渉権を委任された金属労組韓国GM支部はGM使用者側との交渉で 昌原非正規職支会労組員105人の全員雇用継承に合意を導き出した。 支部が交渉した合意案をめぐって支会は組合員討論を行い、 全員一致の賛成で交渉が妥結した。

これに伴い組合員100人は1月2日から正常勤務をすることになる。 だが雇用継承闘争の過程で主導的な役割を果たしたとして使用者側が告訴告発した支会幹部5人の復職は、来年の2月に延期された。 使用者側は5人に対する告訴告発を取り下げることにしたが、無給休職などを要求して責任を問うた。

韓国GM昌原非正規職支会のキム・ヒグン支会長は 「雇用、勤続、労働条件の3継承については勝利という雰囲気だったが、 組合員105人全員が共に帰ることができず、5人が1か月の責任を取ることになったのは 今回の交渉の限界」だと明らかにした。 キム支会長は「さらに残念なことは非正規支会が闘争の主体と当事者なのに、 交渉に入れず代理交渉になったこと」だとし 「元請との交渉内容は口頭の合意であり文書としては残っておらず、 新規業者が3継承を約束した文書が最後」と残念な点を伝えた。

[出処:金属労組韓国GM昌原非正規職支会]

韓国GM昌原工場は2013年に続き、今年も社内下請が「不法派遣」という大法院判決を受けた。 非正規職支会は正規職化を要求しているが、使用者側は正規職転換を先延ばしにしている。 キム支会長は「韓国GMは時間かせぎをして裁判を引き延ばしているが、 法的に不法派遣が確定した事業場は自動的に正規職になるような制度的保障が必要だ」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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