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財閥拘束特別委スタート…「疑惑の本体は財閥」

財閥総師が集団で国会に出席へ…贈収賄罪を問われるか

キム・ハンジュ記者 2016.12.01 16:59

11月30日、朴槿恵(パク・クネ)政権退陣非常国民行動は 「朴槿恵-崔順実ゲートの共犯財閥総師拘束全経連解体特別委員会(財閥拘束特別委)」を発足させた。

財閥拘束特別委は12月1日午前10時半に参与連帯で記者会見を行い 「検察は朴槿恵大統領を『朴槿恵-崔順実ゲート』の本体だと規定したが、 ミル・Kスポーツ財団に800億ウォンを捧げた財閥は被害者と規定し、贈収賄罪の適用を保留した。 『朴槿恵-崔順実ゲート』の本体である財閥の責任を問い、 総帥の拘束・処罰と全経連解体闘争を集中的に展開するために財閥拘束特別委を構成した」と明らかにした。

財閥拘束特別委は 「12月6日の財閥総師召喚聴聞会でこの事態の本体である財閥の問題をはっきりさせることができなければ、 検察-情報機関-言論-財閥につながる体制はそのまま維持される」と指摘した。

中小商人非常時局会議のシン・ギュチョル執行委員長は 「広場から聞こえる一番多いスローガンの一つは『財閥も共犯』だ。 すでに多くの国民は財閥が被害者ではなく共犯だと認識している。 こうした国民感情と違い、検察の捜査は(財閥の賄賂供与まで)達しなかった」とした。

財閥社内留保金還収運動本部のチョ・フェジュ代表は 「1200兆ウォンが財閥の金庫に貯めこまれ、そのうち30大財閥の社内留保金は750兆ウォンだ。 これまで企業がいかに労働を搾取して利益を蓄積してきたのか。 財閥が(朴槿恵-崔順実ゲートに)金を払って 『サムスンには労組を作らせないようにしてくれ』、 『現代の労組は破壊してくれ』と代価を望んだ。 被害者は財閥ではなく国民だ。 財閥は共犯であり、主犯」と主張した。

財閥拘束特別委は12月6日に財閥総師が集団で出席する 『朴槿恵-崔順実ゲート』国政調査に合わせ、 1日から7日までの集中行動期間を宣言した。

財閥拘束特別委は12月3日に「財閥犯罪エキスポ」を光化門広場で開く。 この行事で朴槿恵政権4年間に 朴槿恵大統領と財閥総師の会見で進められた政策を市民に知らせる。 また「財閥総師拘束、全経連解体市民デモ行進」を行う。

財閥の総師たちが聴聞会に出席する12月6日には 国会前で集会を行う予定だ。

6日の国政調査特別委に出席する財閥総師は、 李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長、 鄭夢九(チョン・モング)現代自動車グループ会長、 崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長、 孫京植(ソン・ギョンシク)CJグループ会長、 具本茂(グ・ボンム)LGグループ会長、 金升淵(キム・スンヨン)ハンファ・グループ会長、 辛東彬(シン・ドンビン)ロッテグループ会長、 趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長の8人だ。 この他に金鍾重(キム・ジョンジュン)サムスン電子未来戦略室社長、 金信(キム・シン)サムスン物産社長も出席する。

財閥拘束特別委は朴槿恵政権退陣非常国民行動の傘下に構成された。 財閥拘束特別委に民主労総、ユソン氾国民対策委、財閥社内留保金還収運動本部、造船下請労働者大量解雇阻止市民社会対策委員会、 サムスン電子サービス支会、社会変革労働者などの団体が参加している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-12-04 16:40:05 / Last modified on 2016-12-04 16:40:06 Copyright: Default

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