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条件を付けて時間稼ぎをする国民籠絡談話、即刻退陣のために30日のゼネストをさらに強力に展開

「野党は青瓦台の小細工に巻き込まれるな」、「広場で国民と共に『即刻退陣』を叫べ」

パク・ソンシク 2016.11.29 20:57

29日の朴槿恵談話の直後に記者懇談会を開き、立場を発表する退陣行動

朴槿恵(パク・クネ)の3次対国民談話が発表され、また政局が揺れ動いている。 キャンドル抗争を率いてきた「退陣行動(朴槿恵政権退陣非常国民行動)」も直ちに記者懇談会を開き、談話に対する立場を明らかにした。 退陣行動は「国民をもてあそぶ談話」と規定し、さらに多くの国民が退陣闘争に立ち上がるよう訴えた。 これにより退陣行動は、今後さらに拡大した平日キャンドル集会を開くと明らかにし、 今日の7時に清渓広場近くでキャンドル集会を開催した。 今日のキャンドル集会には朴槿恵談話に対する国民の怒りを見せるため、普段より多い2千人ほどの労働者と一般市民が参加した。

12月3日は朴槿恵即刻退陣の日、「青瓦台前100mまでデモ行進する」

朴槿恵の今日の談話は、キャンドル民心に油を注ぐものと展望される。 退陣行動は来る12月3日のキャンドル集会の名称をさらに強硬な基調に変更するなど、 さらに緊張した反応を見せている。 当初は「6次汎国民行動」と回数だけを付けて命名された集会だったが、退陣行動は今日、集会の名称を「朴槿恵即刻退陣の日」に変更し、青瓦台の前100mまでデモ行進すると明らかにした。 問題は裁判所の判断だ。 これについて退陣行動の法律チーム長である権英国(クォン・ヨングク)弁護士は、法律が認める最大値である青瓦台から100mまでの集会申告を出すと明らかにした。 退陣行動は警察が認めなくても厳格に法が認める範囲のデモ行進なので、 警察の禁止通知に対する仮処分訴訟で裁判所の承認を受けられるものと期待している。

国民籠絡談話で30日の退陣要求ゼネストに緊張感が高調

各団体と退陣行動を代表する記者懇談会の参席者は、朴槿恵3次談話に対して終始一貫した立場を吐き出した。 退陣行動の法律チーム長で民主弁護士会所属の権英国弁護士は 「犯罪事実を否認し、国会に責任を転嫁した時間稼ぎの談話」とし 「与野合意を条件として共犯のセヌリ党に時間稼ぎの信号を出した」とし、 「国民をもてあそんだ」と明らかにした。 30日のゼネストを宣言した民主労総のナム・ジョンス報道担当者は、 国民が朴槿恵に要求した談話は 「今日付で下野する。今後の政局は国会と国民に任せる」だったとし、 「国民は不意打ちを食わされ、もてあそばれた」と規定した。 続いて「国会は押し付けを受け入れず、野党は青瓦台の小細工に巻き込まれるな」とし、 「広場で国民と共に『即刻退陣』を叫ぶべきだ」と要求した。

民主労総は夕方にさらに具体的な立場を出し、組織内部に闘争方針を伝えた。 民主労総は「国会の決定によって退陣するということは、結局退陣しないということ」だと強く糾弾した。 また、解体の対象であるセヌリ党が動かないのは 「与野合意を条件にして、時間稼ぎに乗り出した政治策略」だとし 「11月30日のゼネストをさらに強力かつ威力的に進める」という闘争方針を発表した。 30日、民主労総は全国同時多発でゼネスト大会を開く。 大会の後には朴槿恵-崔順実ゲート共犯の財閥を糾弾するデモ行進を行い、 ソウルでは18時から市民が参加する退陣要求文化祭を開く。 これにより30日は退陣政局以後最大の平日キャンドルになる展望で、 談話の影響により市民の参加も増えるものと民主労総は期待している。

30日ゼネストと12月3日キャンドル集会など、朴槿恵談話の対応計画を明らかにする退陣行動関係者

29日に2千余の労働者と一般市民が参加したキャンドル集会

29日の平日キャンドル集会に参加した市民

パク・ソンシクkctuspeech@hanmail.net

〈著作権者(c)労働と世界、無断転載および再配布禁止〉

原文(労働と世界)

無断翻訳/文責:安田(ゆ)
著作権:この記事は民主労総の機関紙「労働と世界」に掲載された記事です。


Created byStaff. Created on 2016-11-30 03:03:09 / Last modified on 2016-11-30 03:03:11 Copyright: Default

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