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労働改革か災難か、1万か所の国民投票で尋ねる

「乙」らの国民投票提案...11月12日まで

キム・ヨンウク記者 2015.10.07 16:03

朴槿恵印の労働政策が青年雇用を作る改革なのか、 一生非正規職時代へと行く災難なのかを国民に直接問う国民投票が行われる。

▲国民投票試演パフォーマンス

チャン・グレ生かす運動本部は10月7日、 プレスセンター19階で各界各層554人の名義で 「朴槿恵政権の労働政策、改革か災難か? 「乙」らの国民投票」提案記者会見を行い、 国民投票提案委員会を発足させた。

国民投票提案委員会は委員会の発足を始め、国民投票実行委員会を構成して全国の路上、労働組合、聖堂、教会、生協店舗などに1万の投票所を設置する方針だ。 投票はインターネット(www.votechange.kr)でも可能だ。 投票期間は10月7日から11月12日の深夜12時までで、 年齢の制限なはなく意思表明ができるすべての国民を対象にする。

投票初日の10月7日には象徴的に五か所に設置する。 国民投票の1号店は青瓦台が見える光化門、 2号店は障害者座込場がある光化門駅地下、 江南駅前の露天商周辺の3号店、 国家人権委前の起亜車非正規職座込場4号店、 コルトコルテック解雇労働者がハンストをしているセヌリ党舎前に5号店が設置される。 また、提案委員会に参加する文化芸術、青年、学校、宗教団体も直接投票所を設置して運営する予定だ。

国民投票の記票用紙の内容は、 朴槿恵政権-財閥推進案(一般解雇要件緩和/やさしい解雇、成果差別賃金制、非正規使用2年→4年、派遣対象拡大)と、 労働者-青年-庶民要求案(解雇要件強化、最低賃金1万ウォン、常時業務正規職化、派遣労働根絶)のうち一つを選択する方式だ。

提案委員会は10月12日から全国巡回で国民投票を知らせるために全国実践団を運営し、 投票箱プレゼント、ストリート・ミュージシャンと共にする国民投票、 国民投票ロゴソング製作などの多様なキャンペーン事業も併行する予定だ。

記者会見に参加した統一問題研究所の白基玩(ペク・キワン)所長は 「国民投票のような方式でなければ民衆の中に食い込む方法はないので、 やむをえず国民投票をすることになった。 国民投票で民衆の良心を呼び起こそう」と話した。

チャン・グレ生かす運動本部のクォン・ヨングク共同本部長は 「朴槿恵労働改革の真実を知らせ、国民の暮らしに直結する労働条件と生活の条件を少数権力者と財閥が決めるのではなく、 労働者、市民が直接決める直接民主主義実践」と国民投票の意味を説明した。

パク・ソグン共同本部長も 「国民投票は非正規労働者と青年失業者など、多くの民衆が佗びしさと恨を怒りに結集させていく運動」とし 「全国津々浦々の生活現場に1万以上の投票箱を組織し、 生活の現場で下からの抵抗が全国を燃やす巨大な流れになるだろう」と断言した。

労働党のク・ギョヒョン代表(アルバイト労組委員長)も 「朴槿恵政権の労働改革をよく調べたが、 500万人近いと推定されるアルバイト労働者の立場としては、何が変わるのか内容が見つからない」とし 「労働党は、国民投票16の市道党と党協を最大限稼動させ、 国民投票の賛成を引き出す」と明らかにした。

民主労総のチェ・ジョンジン首席副委員長は 「連帯戦線構築が切実な民主労総にとって国民投票の提案は心強い」とし 「国民投票が朴槿恵政権の偽りのイデオロギーを暴く始まりで中心になるだろう」と感謝の言葉を伝えた。

生協ハンサリムのキム・ソンヒ理事は 「労働改悪で未組織労働者の解雇がさらに危険にならないのか心配だ。 労働者の暮らしが危険になることが生活全体の安全性を威嚇するので深く憂慮している」と国民投票提案委に参加した背景を説明した。

階級政党推進委のチョ・フェジュ共同代表は 「朴槿恵印の労働改革は労働者だけの災難ではなく、全国民の災難」とし 「問題は資本と財閥だ。 社内留保金710兆ウォンを持つ財閥の金庫を開けなければ本当の労働改革はできない」と指摘した。

元統合進歩党の代表であったカン・ビョンギ公安弾圧対策会議代表も 「これから極悪非道な朴槿恵政権に対抗して闘争するという自分の意志を表現する場になるだろう」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-10-08 14:09:08 / Last modified on 2015-10-08 14:09:08 Copyright: Default

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