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環境団体、雪岳ケーブルカーの推進に文在寅責任論を正照準

新政連党事務所抗議訪問...「ケーブルカー反対党論採択、崔文洵知事の党除名」を要求

キム・ヨンウク記者 2015.08.20 15:14

国立公園雪岳山(ソラクサン)五色地区-クッチョン峰(大青峯から1.4kmの地点)をつなぐ五色ケーブルカーの設置を決める国立公園委員会審議が8月28日に予定されているが、 環境団体が文在寅(ムン・ジェイン)党代表などの新政治連合指導部の責任に照準を当てている。 新政治連合所属の崔文洵(チェ・ムンスン)江原道知事が8月7日、五色ケーブルカー事業についての党論推進を要請した後、 文在寅代表と新政連指導部が沈黙を守っているのは事実上、ケーブルカー事業に暗黙の同調をしているという判断のためだ。

自然公園ケーブルカー反対汎国民対策委員会は8月20日午前11時、 汝矣島新政治連合党舎前で記者会見を行い 「新政治連合は山にのぼった4大河川土建工事、 雪岳山ケーブルカー反対の立場を明らかにしろ」とし、 崔文洵江原道知事の党除名を要求した。

緑色連合のユン・サンフン事務局長は 「文在寅(ムン・ジェイン)代表は雪岳山ケーブルカー問題に沈黙を守ることで、 事業推進に暗黙的に同意している」とし 「文代表と新政治連合指導部に抗議書簡を渡す。 ぜひケーブルカー反対の党論採択の可否を文書で確認し、賢明な判断をしてほしい」と明らかにした。 続いて「崔文洵道知事は乱開発を明確に反対する党綱領に違反している。 崔文洵道知事がいる限り、新しい政治の将来はない」と非難した。

対策委は記者会見文で「五色ケーブルカーは環境部のガイドラインを破って山羊の棲息地を隠し、需要を膨らませたことがわかった」とし 「新政治連合が考慮するべきは、江原道知事の声ではなく、 国土の1%しか残っていない核心保全地域の代表格である雪岳山国立公園を守るという国民熱望」と批判した。 また「全経連と癒着し、大企業のために国立公園に野蛮な土建工事をする朴槿恵政権に対し、 決然と対抗することが野党の役割」だとし 「党綱領のとおりに『成長と分配を環境保存と調和させる持続可能な発展を指向して、 自然生態系の事前予防的な保存のために』土建工事に終止符を打たなければならない。 こうした役割ができないのなら、野党としての存在理由がない」と指摘した。

崔文洵知事に対しては 「平昌オリンピックの推進過程とケーブルカーの推進の過程で時代錯誤的な開発妄想を見せ続けている」とし 「新政連は崔道知事を除名するのか、五色ケーブルカー事業推進反対を党論として明らかにするのか、 もう判断しなければならない」と強調した。

汎国民対策委は2週間前に雪岳ケーブルカー事業に対する新政治連合の公式立場について質問し、党代表面談を要請したが、 新政治連合は答えなかった。 記者会見の後、抗議書簡伝達と責任者と会うための4人代表抗議訪問をしたが、 党が施設保護要請をしたため警察に阻止された。 環境団体の会員らは「朴槿恵と手を握って雪岳ケーブルカーを推進する文在寅代表は覚醒しろ」といったシュプレヒコールをあげて面談を要求した。 新政治連合側は民願局長が党舎の前に出てきて抗議書簡だけを受け取った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-08-22 10:57:09 / Last modified on 2015-08-22 10:57:11 Copyright: Default

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