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社長は拘束、労働者は生活苦

現代尾浦造船下請企業、食い逃げ廃業から100日

ユン・テウ記者 2015.07.29 13:02

▲KTK労働者が座り込みして106日目になる27日、21地域の市民社会団体と労働団体が「100人記者会見」を開いた。ユン・テウ記者[出処:蔚山ジャーナル]

4月に廃業した後、月給と退職金などの賃金を支払っていない現代尾浦造船下請企業KTK船舶の労働者たちが、 元請会社に対して雇用継承と賃金支払いを要求して座り込み始めて100日を超えた。 元請社の現代尾浦造船は相変らず無返答だ。

KTK船舶代表だったアン某氏が7月16日、賃金4億3000万ウォンを支払わなかった容疑で拘束され、 KTK労働者が生計に困難を経験するなど、 元請社が問題解決に動かず、被害はそのまま下請企業の関係者に転嫁されている。 現代系列の元請社は既成金を削減していないと否定する。

金属労組現代重工社内下請支会と現代尾浦造船元下請共同闘争委員会、蔚山労働者学習室など、 21の地域市民社会団体と労働団体は、 KTKの労働者たちが座り込み始めてから106日目になる7月27日、 現代尾浦造船正門の前で「100人記者会見」を開いてKTK船舶の「食い逃げ廃業」問題は、 元請社が解決することを要求した。

彼らは「現代重工と現代尾浦造船下請企業が今年の初めから連鎖的に廃業している」とし、 廃業しても月給と退職金などの賃金に責任を持たない、いわゆる「食い逃げ廃業」が起きていると指摘した。 雇用労働部の蔚山支庁によれば、昨年末から今年の上半期まで、 造船14社で1622人が食い逃げ廃業により賃金などを受けれず、 その規模は110億ウォンに達する。

彼らは下請企業が食い逃げ廃業をする理由について 「元請社が業者に払う既成金を大幅に削減しているから」とし、 元請社が問題解決に動くよう要求した。 既成金を削減するためにやむを得ず廃業するしかなく、 この過程で賃金が未払いになるということだ。 彼らは「それでも元請社の現代尾浦造船が100日以上責任を回避している」とし 「問題が解決せず、さらに座り込みが長びくようなら、 さらに多くの人が連帯して尾浦造船に責任を問う」と強調した。

KTKで働いたキム・ヨンベ氏はこの日、会見に参加して 「KTK労働者がひとりしか残らなくても退かない」とした。

一方、KTK船舶の廃業で、代わりに仕事していた下請のK社が7月15日、 KTKが廃業してから3か月で廃業するなど、 現代系列造船会社の下請企業が相次いで廃業している。 6月に廃業したJ社は1か月以上、退職金を支払っていない。

付記
ユン・テウ記者は蔚山ジャーナル記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-07-31 13:03:20 / Last modified on 2015-07-31 13:03:21 Copyright: Default

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