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ナ・ギョンチェ労働党代表が辞任、「総選挙に責任持てない」...荒波の中に

進歩結集支持の全州党員85人が集団離党...来週、非常対策委を構成

キム・ヨンウク記者 2015.07.03 16:03

労働党のナ・ギョンチェ代表が代表職の辞任を決定した。 先日の6.28党大会で正義党-労働党-労働政治連帯-国民の会の4者進歩結集推進を問う党員総投票案件が否決された責任と、 これ以上、進歩結集に関して何もできないという判断のためだ。 ナ代表と共に進歩結集派指導部を構成していたクォン・テフン、キム・ユニ副代表、キム・イルン事務総長と政務職室長も辞任した。 これに伴い、労働党は7月11日までチェ・スンヒョン副代表が党代表権限代行を担当する。 ナ・ギョンチェ前代表は、党大会の決定により7月2日、4者政務協議会に参加中断の文書を送った。

▲党大会で総投票案件に対して説明するナ・ギョンチェ代表

チェ・スンヒョン権限代行はチャムセサンとの通話で 「代表団会議を通じ、11日に全国委員会を開いて非常対策委員会を構成することにした。 来週に顧問団会議を開き、キム・ヘギョン、洪世和(ホン・セファ)顧問などの意見を聞いて早く混乱を収拾し、安定させたい」と明らかにした。

しかしナ代表と共にする進歩結集派の党員は7月6日に全国の代表者が集まり、 地域ごとに意見をまとめた後、すべての選択肢を開いて今後の進路を検討する予定だ。 すでに4者進歩結集を支持した党員は一部の個別離党だけでなく、 全州では85人が集団離党した状態で、 結集派の会議の結果によっては労働党の将来が荒波に包まれる可能性も高い。

4者政務協議会はひとまず労働党の不参加の決定で3者テーブルで構成されるが、 進歩結集が大勢だという戦略で全ての労働-進歩運動陣営を集めるものと見られる。

「党員総投票、党員の離脱を防ぐ方案だった」

ナ・ギョンチェ代表は7月3日午前10時46分頃、 党のホームページ掲示板に辞任の意を残した。 ナ・ギョンチェ代表は「私が推進して代表発議した党員総投票案が否決された」とし 「進歩結集に対する私の構想が代議員同志の同意が得られなかったことを謙虚に認める」と明らかにした。 ナ代表は「党員総投票は進歩結集という意味も強かったが、 時間が経つほどに党員の離脱が増えている状況で、 これに対抗しようとした方案」とし 「党員の危機は、逆説的に党員総意の結集によってのみ克服できるというのが私の構想の核心だった」と説明した。

続いて「私の構想と提案が否決された状況で、どのようにして政治的責任を取るのかずいぶん悩んだが、 結論として代表として職務を遂行するのは難しく、望ましくないという結論に到達した」と明らかにした。

ナ代表は今回の党大会で通過した決定事項を遂行する新しい指導部が必要だと強調した。 また「労働党が独自に党を維持して総選挙を突破するなどの構想を実現するには、 そのような構想を自分の信念と義務とする新しい指導部が必要だ」とし 「その方案をさらによく推進できる人がいるのに、彼らが自分の構想を実現する機会を剥奪するのは正しくない」と明らかにした。

ナ・ギョンチェ代表と一緒に進歩結集を推進してきたクォン・テフン、キム・ユニ副代表も辞任の立場を明らかにした。 クォン・テフン副代表は「党大会前に総投付議の案件を延期する特別決議案合意を試みたがうまくいかず、 残された道は総投票付議しかないと考えた」とし 「総投票による分裂ない進歩結集という私の核心公約は実現が難しくなった」と説明した。

キム・ユニ副代表も「進歩結集を進めようとした代表団は、辞任するのが当然の道理」とし 「それでこそ新しい指導部が党大会で通過した総選挙基金特別決議と総選挙方針案に責任を取れる」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-07-06 00:23:54 / Last modified on 2015-07-06 00:23:55 Copyright: Default

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