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進歩4者、労働党の進歩結集否決に大勢化戦略の基調

君子基地を訪れた4者代表、労働党との統合よりも進歩主流化を強調

キム・ヨンウク記者 2015.07.02 23:28

労働党が6月28日の党大会で正義党、国民の会、労働政治連帯との統合推進を中断することにした中で、 進歩政治4組織の代表者たちは中断ない進歩政治勢力結集を進めると明らかにした。 特に4組織の代表者たちは、現実的に労働党が新しい進歩的大衆政党に合流するのは難しいという現実的な判断により、 進歩勢力の結集をメインストリーム(main stream)にして再編を主導するという意を明確にした。

▲千皓宣正義党代表、ナ・ギョンチェ労働党代表、金世均国民の会共同代表、ヤン・ギョンギュ労働政治連帯代表と党役員は君子車両基地を訪れて署名運動と労組執行部との懇談会を開いた。

千皓宣(チョン・ホソン)正義党代表、ナ・ギョンチェ労働党代表、金世均(キム・セギュン)国民の会共同代表、ヤン・ギョンギュ労働政治連帯代表と党役員らは7月2日午前、 民主労総ソウル地下鉄労組の竜踏洞にある君子車両基地を訪問し、 「新大衆的進歩政党参加要求署名運動」と労組執行部との懇談会を進めた。 進歩4者政務協議会は、6月28日の労働党党大会以後の状況は共有したが、代表者の出会いは初めてだ。

この日の署名と懇談会は、労働党代議員らの進歩結集推進中断の決定にもかかわらず、 9月に予定されている進歩勢力結集のための動きを大勢にするという意志が込められている。 ソウル地下鉄労組の組合員たちに署名を訴えたナ・ギョンチェ代表は 「進歩政党を一つに大きくし、正しくやるために署名を集めている」と説明した。 千皓宣代表は「頑張る」とした。

ナ・ギョンチェ代表は、早ければ7月2日の夜か3日の午前に党大会進歩結集推進総投票案件否決による去就を表明する予定だ。 代表職の辞任は避けられないという見方が強いが、4日には労働党進歩結集全国の会の各地域代表者らが地域党員の意見を集約して会議を開き、今後の方案を決める予定だ。 進歩結集の会の代表者らは、あらゆる可能性を開いて意見を集める方針だ。

こうした状況で行われたソウル地下鉄労組執行部と進歩4者代表者の懇談会は、 労働党の離脱による結集力弱化の憂慮を終わらせる場になった。

ナ・ギョンチェ、「次の機会にするとは言わない」

この席でソウル地下鉄労組のキム・ヒョンサン委員長が 「4者連帯に対する期待と憂慮が現場に共存している。 残念な部分もあったが、胸の中には期待もある。 希望をあたえる結果にしてほしい」と話し、 千皓宣代表は「すでに障害を予想して困難を甘受しながら始めた。 予想できない困難はあっても、基本的に9月に集まることができる合理的な進歩勢力をすべて集めるという方向のとおりに動く」と説明した。

ナ・ギョンチェ代表は「進歩政治結集の最終決定段階で4団体のうち労働党の内部が一番難しい。 私もさまざまな困難に出会っている」とし 「ただし申し上げられることは『とても難しいから次の機会に延ばす』とは言わない。 困難はあっても、約束のとおり9月中に新しく、さらに大きな進歩政党に集まれる大きなうつわを作る」と断言した。

金世均代表も 「合流しようとするすべての進歩勢力をすべて包括できれば良いが、 現実は独自に進もうという方々がいる」とし 「重要なことは、進歩結集運動をメインストリーム(主流)にして大きな流れの中で捉えていくことで、 力強い大衆的進歩政党を建設できる」と説明した。 金代表は「究極的な成功は、統合から一歩進んで大衆的な参加を最大限実現できるかどうかの問題」とし 「ソウル地下鉄が大きな役割を果たし、この運動を大きな流れにすることに寄与してほしい」と頼んだ。

これについて労組のナ・サンピル政治委員長は 「事実、4組織に希望を抱いていない」とし 「現場では統合進歩党勢力が残っているが結局、 数的には進歩政党が一つ減っても大韓民国の進歩勢力がみんな一つになって一緒に行くのはないという指摘がある」と伝えた。

ヤン・ギョンギュ代表は、進歩勢力全体の統合が不可能だという現実条件を認めながらも、 大きな流れ(メインストリーム)を作ることが重要である理由を説明した。 ヤン代表は「現在の進歩政治の構図で、労働現場が必要とする進歩政党にしていくには、 とにかく分かれた(政治)構図を整理して(進歩政治を)大きくしなければならない」とし 「旧民主労働党の時に社会党があったが、私たちが社会党を覚えていないのは民主労働党という大きな流れで進歩政治が整理してきた時期があったからだ。 今後も同じだろう」と説明した。 ヤン・ギョンギュ代表は「党どうしが統合し、大きな枠組みに進むのはなかなかうまくいかないかもしれない。 現実的に労働党と正義党の二党をツートップにして、国民の会と労働政治連帯が一緒にして描いてきたものではないかもしれない」と付け加えた。 続いて「問題は、この流れを止めるのかという問いだ」とし 「どんな構図を描こうとも、進歩が責任を持って大きな流れを形成することでのみ現在の構図を突破できるのだから、 党と党の問題でなくとも多くの勢力が共にして、新しく拡張した姿で登場する進歩政党に対する支持が必要だ」と強調した。

千皓宣代表も再度 「進歩勢力がすべて合流できないとすればとても困るが、 『すべて合流することが可能だろうか?』率直にこう考えている」とし 「私は労働党と緑色党が(統合せず)残るだろうと考えていた。 今はどんな党が一番労働者の未来と現在を代弁するのかを見なければならない。 冷静に判断して(私たちが)新しく作っても、下手すると(支持政党を)変えなければならない。 虚心胆慨に見てほしい」と説明した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-07-04 20:39:52 / Last modified on 2015-07-04 20:39:53 Copyright: Default

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