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金属労組甲乙オートテック支会の押収捜索を糾弾

「前近代的暴力、検察・警察の傍観の中で再現、まず謝罪を」

チョン・ジェウン記者 2015.07.02 11:35

忠南地方警察庁「甲乙オートテック衝突事態」捜査本部が6月30日、 金属労組甲乙オートテック支会幹部らの携帯電話と車両用ブラックボックスを押収捜索したことに対し、 忠南地域の労働界が反発している。

民主労総世宗忠南地域本部と金属労組忠南支部、甲乙オートテック支会は7月1日午前11時に大田地方検察庁天安支庁の前で記者会見を開き、 「検察と警察捜査が露骨に労組と組合員に向けられている」とし 「企画された労組破壊事件である甲乙オートテック事態の本質を曇らせるな」と要求した。

[出処:民主労総世宗忠南本部]

彼らは「6月17日の労組破壊傭兵らの集団暴行事件以前にも、 何度も甲乙オートテック労組破壊事件に対する迅速な捜査と処罰を要求し、 傭兵らの威嚇と暴力から労働者を保護するよう要請した」とし 「検察・警察は私たちの正当な要求を無視し続け、その結果、罪のない労働者たちが無惨に暴力の被害を受けた」と指摘した。

民主労総は検察の態度が変わらない限り、 事件の実体究明を期待するのは難しく、 第2、第3の労組破壊事件を幇助する結果につながりかねず憂慮されると明らかにした。

彼らは「幸い国民の関心と支会に対する支持のおかげで、 事件は労使間の合意で一段落したが、 白色テロとそのものの前近代的な暴力が21世紀の大韓民国で検察・警察の傍観の中で再現された」とし 「検察と警察は国民に頭を下げなければならず、羞恥を感じるべきだ」と伝えた。

それと共に「検察がこうした恥を少しでもそそぐために、 このような前近代的な犯罪行為の実体を明らかにし、 二度とこのような犯罪が再発しないようにしなければならない」とし 「労働者に対する強制捜査をやめ、 労組破壊事件に対する迅速な捜査と処罰を強く要求する」とした。

支会組合員を集団暴行した企業労組員を現行犯逮捕せずに解散させた検察・警察は、 逆に集会物品を問題にして6月30日に支会幹部を対象に押収捜索した。 警察は忠南地方警察庁次元の捜査本部を構成し、 企業労組員の集団暴行事件について捜査をしている。

同日、検察と労働部は労組破壊不当労働行為の容疑者、甲乙オートテックの朴孝祥(パク・ヒョサン)代表理事のソウル職務室と携帯電話、 企業労組の事務室と委員長ソン某氏の携帯電話など、 使用者側と企業労組側現場7か所を押収捜索した。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-07-03 16:24:04 / Last modified on 2015-07-03 16:24:04 Copyright: Default

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