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社会保障情報院出帆式、解雇者の対話要求に警察投入

「保健福祉情報開発院、解雇者の問題解決なしで名前を変えた新しい出発は欺瞞」

キム・ヨンウク記者 2015.07.01 18:29

900日以上、非正規職の解雇問題に対抗して原職復帰を要求している保健福祉情報開発院の非正規職労働者たちが 「社会保障情報院」出帆式の会場を訪れたが、すぐに追い出された。

▲対話を要求するため出帆式の会場に入ろうとしたがすぐ職員に押し出されるポン・ヘヨン分会長

保健福祉情報開発院は、福祉給与とサービス支払いなど、対象者の受給履歴、情報を管理する機関だ。 この機関は昨年12月30日に制定されたいわゆる「松坡三母娘法」と呼ばれる「社会保障給与の利用、提供および受給権者発掘に関する法律」の施行により、 7月1日から「社会保障情報院」に名前を変えて新しく出発した。 社会保障情報院は、福祉の死角地帯に置かれた対象者の発掘と社会保障政策研究、 社会保障領域情報化の総括企画を強化することを目標として発足した。

だが福祉死角地帯を解決するためという機関が、 新しく発足する時に非正規職解雇者との対話を拒否したことで、 労働者たちは強く反発している。

7月1日1時20分頃、プレスセンター20階の社会保障情報院出帆式に入ろうとしたソウル一般労組保健福祉情報開発院分会のポン・ヘヨン分会長と共同対策委の関係者らは、 入口でチェックしていた職員に防火階段の最後まで押し出された。 続いて学生4人が横断幕を持って出帆式会場の舞台に上がり 「解雇問題の解決ない社会保障情報院の発足は欺瞞」、 「ウォン・ヒモク院長が直接解雇者問題を解決しろ」と叫ぶと、 すぐにエレベーターまで引き出された。

廊下のつきあたりの防火扉に情報院の職員に追い詰められたポン・ヘヨン分会長は 「責任者の人材開発部長が出てくれば、少しの間1階に降りて対話だけして終わらせる。 少しの間でも会うという約束さえすれば行く」と言ったが、ホ某人材開発部長は最後まで対話に出てこなかった。 ホ部長は出動した警察に対して強力な対応をしていないとし、警察の責任について声を高めた。

ポン・ヘヨン分会長は「900日ほどの間、対話しようという文書を送っても無応答で、 電話をしても連絡を受けないので、ここまで訪ねてきた。 責任のある人が出てこないのなら、これからイベントのたびにウォン・ヒモク院長に影のように付いて回るほかはない。 大韓民国の福祉に責任を持つと言ってワニの涙を乱発するばかりのウォン・ヒモク院長に対し、最後まで責任を問う」と警告した。

ポン分会長と共対委は、午後3時まで防火扉の前で対話を要求した後、 プレスセンターの入口に降りてきて、糾弾記者会見を行った。

この席でポン分会長は 「解雇者問題を解決しなければ、情報院は福祉システムを管掌する政府機関とはいえない。 額を突き合わせて対話テーブルを作ろうと言っているのに、 ウォン・ヒモク院長は告訴告発を乱発して無視している」と非難した。

共対委のイ・ホドン委員長は 「名前を変える公共機関は多くないのに、改名までして力強く出発するという約束が偽りだったことがあらわれた」とし 「公共部門の使用者として、5月から要求している対話と交渉に責任を持って出てきて問題を解決しろ」と要求した。

▲対話要求は無視し、防火扉内側の3メートル道路で警察と話をしているホ某人材開発部長

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-07-03 01:05:07 / Last modified on 2015-07-03 01:05:08 Copyright: Default

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