韓国:警察、朴槿恵大統領風刺グラフィティ捜査開始 | |||||||
Menu
おしらせ
・2024総会(報告) ・レイバーネットTV(4/24) ・あるくラジオ(4/20) ・川柳班(投句「風」) ・ブッククラブ(6/8) ・シネクラブ(6/15) ・ねりまの会(4/17) ・フィールドワーク(5/31) ・三多摩レイバー映画祭(6/2) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第89回(2024/4/10) ●〔週刊 本の発見〕第343回(2024/4/25) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/4/24) ●川柳「笑い茸」NO.152(2024/3/27) ●フランス発・グローバルニュース第8回(2024/4/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」89回(2023/12/31) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合
|
警察、朴槿恵大統領風刺グラフィティ捜査開始「財物損壊容疑を口実に表現の自由を侵害」の指摘
パク・チュンヨプ記者 2015.06.30 11:02
警察が朴槿恵(パク・クネ)大統領を風刺したグラフィティ掲示者の捜査に入った。 財物損壊の容疑だ。 グラフィティが掲示された建物のオーナーは申告していないため 「財物損壊容疑を口実に大統領風刺を摘発しようとしている」という指摘があがっている。 問題になったグラフィティは、英国のバンドSex Pistolsのアルバム・ジャケットに朴槿恵大統領の顔を入れたA4サイズの作品だという。 この作品は6月中旬頃、大邱市中区の大邱デパート近くのビルの外壁に6点が掲示され、 当日出動した警察がすべて除去した。 ▲今回のグラフィティのコンセプトである英国バンド'Sex Pistols'のアルバム・ジャケット。[出処:flickr.com] 大邱中部警察署はグラフィティが財物損壊の疑いがあるとし、捜査を始めた。 中部署は作品が掲示された場所に近いCCTVの映像を確保し、掲示者を追跡した。 掲示者が市内のある酒場に入るのを確認した警察は、何度か該当の酒場を訪問し、捜査を行った。 中部署のイ・ギュヨン知能チーム長は 「申告された事件で容疑もあり、基礎調査の次元で捜査した。 財物損壊になるかもしれないが、名誉毀損かどうかは法律的検討が必要だ」とし 「関係者に今後発見したら連絡するよう協力を求めたが、 捜査が進まなければ通信も捜査しなければならない」と話した。 グラフィティ捜査の事実が伝えられると、 芸術界と法曹界は表現の自由を萎縮させかねないと憂慮を表わした。 大邱民芸総のハン・サンフン事務局長は 「なぜ今、芸術家が処罰の危険まで押し切ってまで朴槿恵と朴正煕を描くのかに注目しなければならない」とし 「社会が統制され、情報が共有されず、 表現の自由が萎縮する状況に芸術家が反発している」と説明した。 続いて「大邱市にもグラフィティが無数にあるが、 朴槿恵や朴正煕が登場しただけなのに過度な捜査だ。 意図が十分疑わしく、財物損壊容疑で捜査することが正当なのか疑わしい」と付け加えた。 大邱のある弁護士は 「財物損壊は所有者の意思に反する効用価値の毀損」とし 「当事者ではなく周辺からの問題提起を受けたと言って、 それについて警察が積極的に調査を始めるのは手続的で意図が疑わしい」と話した。 表現の自由が弾圧される社会は「危険」
|