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「朴槿恵ビラ」を配布した市民の初公判…拘束2か月を超えるか

検察、「朴槿恵大統領とチョン・ユンフェは愛人関係ではない」

パク・チュンヨプ記者 2015.05.26 22:18

「朴槿恵ビラ」を製作して配布し、朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する名誉毀損等の容疑で拘束された市民の初公判が開かれた。 この日の公判で、裁判所は7月中に証人尋問を開くことにしたため拘束期間が長くなり、 また「無理な拘束捜査」だという指摘が上がっている。

パク某(41)氏は4月30日、パク氏が 「チョン某氏との艶聞を隠すために公安政局を造成するのか」といった主張が入ったビラを製作・配布し、 朴槿恵大統領に対する名誉毀損等の容疑で拘束された。

この日の公判には市民ビョン某(46)氏、シン某(34)氏も被告人として参加した。 検察は5月11日に彼らをパク氏が製作したビラを大邱で配ったとし、 朴槿恵大統領に対する名誉毀損の容疑で公訴を提起した。

検察側は5月26日の公判(大邱地方裁判所第2刑事単独、判事キム・テギュ)で 「朴氏は『チョン・ユンフェ艶聞を隠すため公安政局を造成するのか』というビラを製作して配布した。 セウォル号事故発生当時、被害者の朴槿恵大統領は青瓦台敷地内にいて、 チョン・ユンフェは他の人と昼食をしていた」とし、 それでも「被害者朴槿恵大統領がセウォル号事故発生当日、 チョン・ユンフェと一緒にいてチョン・ユンフェと緊密な愛人関係であるかのように虚偽の事実を指摘したビラを配布することにより、 公然と被害者朴槿恵大統領の名誉を傷つけた」と主張した。

続いて「(パク氏は)FaceBookに合計12回にわたり、被害者の朴槿恵大統領とチョン・ユンフェがセウォル号事故発生当日、 7時間の間、一緒にいたかのような偽りの事実を指摘した」と付け加えた。

弁護人側は「朴槿恵大統領は国家機関の一部であり、名誉毀損の対象にならない」、 「一部分が多少誇張されているが、全体的に真実に反しない」と反論した。

続いて「FaceBookに書き込んだ掲示物は個人の意見表明であり、事実の指摘とは見られない」とし 「事実の指摘だとしても、(掲示物が)一部細かい部分に真実とは異なる部分があったとしても虚偽ではない」と付け加えた。

キム・インスク弁護士(ミンドゥルレ法律事務所)は公判の後、 「被告人の防御権を保障するために不拘束捜査を受けられるように保釈を申請する」と説明した。

この日の公判を傍聴したソ・チャンホ人権運動連帯活動家は 「これから証人尋問の手続きを取り、検察求刑、宣告まで、3か月以上はかかるだろう」とし 「証拠隠滅の憂慮もなく、すでに証拠も確保された状態だ。 不拘束捜査が基本原則なのに、拘束そのものに政治的な判断が相当部分介入したと見るほかはない」と指摘した。

付記
パク・チュンヨプ記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-05-27 04:49:00 / Last modified on 2015-05-27 04:49:02 Copyright: Default

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