韓国:労働党代表選挙、ナ・ギョンチェ、ナ・ドウォン決選 | |||||||
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労働党代表選挙、ナ・ギョンチェ、ナ・ドウォン決選進歩再編(結集)-党員総投票で投票者の心が激突か...30日に開票
キム・ヨンウク記者 2015.01.23 19:54
労働党代表の選挙開票の結果、記号1番のナ・ギョンチェ候補と 3番のナ・ドウォン候補がまた決選で正面対決する。 ▲決選に進出したナ・ギョンチェ(左)候補とナ・ドウォン(右)候補 1月23日午後6時に終わった労働党6期党代表選挙は、 記号1番ナ・ギョンチェ候補が1385票(40.2%)、 2番ユン・ヒョンシク候補956票(27.7%)、 3番ナ・ドウォン候補1106票(32.1%)を得た。 一般名簿副代表候補はチェ・スンヒョン候補が1187票(34.5%)、 クォン・テフン候補が1145票(33.3%)で当選し、 ユン・ヒョンシク候補と同じ路線で立候補したキム・ハヌル候補は1108票(32.2%)の3位で脱落した。 賛否投票で行われた女性名簿副代表候補はキム・ユニ候補82.2%、 ムン・ミジョン候補86.9%でどちらも当選した。 チェ・スンヒョン候補とムン・ミジョン候補は、 ナ・ドウォン候補と同じ路線の「新左翼党員会議」グループで、 クォン・テフン候補とキム・ユニ候補はナ・ギョンチェ候補と同じ路線の進歩再編(結集)派から立候補した。 今回の選挙は、得票率だけを見て最終的な選挙結果を計ることは容易ではない。 当初、最大の組織力と支持を受けていると評価されたナ・ギョンチェ候補が1次投票で50%以上の得票を得るかもしれないという展望もあったが、 ナ・ギョンチェ候補は40.2%の得票に終わった。 組織力で最も弱いと評価されたユン・ヒョンシク候補の支持票が2位のナ・ドウォン候補と150票差しかなく、 ユン候補支持票の行方が最大の関心事になった。 6期代表団選挙の最大の争点は、ナ・ギョンチェ候補の核心公約である正義党との統合の有無を中心としして、 国民の会まで続く進歩政治再編(結集)の問題と、 そのための党員総投票の議論だったためだ。 1次投票の結果は進歩の結集を主張する「再編(結集)派」のナ・ギョンチェ候補と、 独自路線を中心に左派の再構成を主張する「新左翼党員会議」のナ・ドウォン候補が、 決選でも進歩再編(結集)をめぐり激突する構図になった。 したがって、長期的には進歩再編に同意しつつ、当分はまず労働党の中心を捉えようと主張したユン・ヒョンシク候補の支持者が決選でどちらの候補に最終票を投じるのかを読むのは容易ではない。 「党の未来」が10月中旬から本格的に集まり始めた点を考慮すれば、ユン・ヒョンシク候補の主張がだいぶ食われたわけだ。 特に最も党員が多いソウル市党委員長選挙で、 ユン候補と路線が同じキム・サンチョル候補が再編(結集)派候補のキム・イルン委員長を抜いて41.9%で当選した点は注意したい部分だ。 こうした状況でユン・ヒョンシク候補支持票が労働党の独自性を強調したナ・ドウォン候補に大挙集まるのも容易ではなさそうだ。 ユン・ヒョンシク候補の支持者が正義党との統合に反対する雰囲気が強いのは明らかのようだが、 ナ・ドウォン候補が旧社会党系からの支持を受けており、社会党系をよく思わない視線で見る党員の投票心理が作用しかねないからだ。 特定の指向なくユン・ヒョンシク候補を支持したある一般党員は 「ナ・ギョンチェ候補が党代表になれば党を解体することを主要公約として打ち出したわけだ。 いくら路線だと言っても、党代表が党を解体するというのは同意しがたい。 周辺に私のような判断をした一般党員が結構いる」と述べた。 彼はまた「独自性を強調する社会党側もあまり信頼できず、 ユン・ヒョンシク候補を選択した」と付け加えた。 だがナ・ギョンチェ候補の主要公約の進歩結集のための党員総投票に対する拒否感が強く作用しすぎだという評価があり、 ナ・ドウォン候補に対する逆結集の可能性も慎重に提起されている。 ナ・ギョンチェ候補は2010年の地方選挙で冠岳区議員に当選し、 2013年に進歩新党議員団代表となり、 労働党ソウル・冠岳党協委員長、冠岳政策研究所理事などを受け持った。 ナ・ドウォン候補は進歩新党文化芸術委員会準備委員長、労働党長期成長戦略委員会委員などを歴任し、 労働党文化芸術委員会委員長と中央執行委員職をひきうけている。 なおソウル市党全国委員の一般名簿選挙の結果は、 第1圏域がヨン・ヘイン、第2圏域がキム・ジョンチョル、第3圏域はカン・サング、第4圏域はナ・ドンヒョク、クム・ミン、第5圏域はキム・ジュンス候補が当選した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2015-01-24 18:24:19 / Last modified on 2015-01-24 18:24:21 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |