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国連総会、北朝鮮の人権問題で決議

22日に安保理で議論の予定...通過の可能性なし

チョン・ウニ記者 2014.12.19 13:06

国連総会が12月18日に北朝鮮人権問題に対する是正と責任追及を要求する決議案を116か国の賛成で採択した。 決議案には北朝鮮をはじめ、中国とロシアなど20か国が反対し、53か国が棄権した。

政府は12月19日に報道資料を出して 「わが政府は北朝鮮人権決議が11月18日の国連総会第3委員会で採択されたのに続き、 総会の本会議で12月18日に最終採択されたことを歓迎する」と明らかにした。

特に政府は、「今年の国連総会決議が安保理による北朝鮮状況の国際刑事裁判所(ICC)回付検討など、 強化された内容を含んでいるのに圧倒的な支持で採択されたことは、 深刻な北朝鮮の人権状況に対する国連と国際社会の強い対応の意志を反映したと評価する」と述べた。

政府の発表のとおり、北朝鮮の人権問題に関する決議案の採択は10年間続いてきたが、 人権問題を国際刑事裁判所(ICC)に回付するのは今回が初めてだ。

しかしICCへの回付は安保理の決議が必要だが、 常任理事国の中国とロシアが拒否権を発動する見込みで、実現の可能性は低い。 安保理は22日に北朝鮮の人権問題を拠論する予定だ。

総会採決では賛成票を投じた国が5か国増えたが、 タジキスタンはこれまでの賛成の立場を変え、棄権した。

一方、北朝鮮の国連代表は11月18日 「『決議案』は共和国に反対する政治・軍事的対決と謀略の産物で、 本当の人権保護増進とは何の関係もない」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-12-20 01:11:25 / Last modified on 2014-12-20 01:11:26 Copyright: Default

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