千正培「政界外の良心的な人たちが新党推進を」

「新しい勢力の要求は高いが既存の政界にはビジョンと名分を備えた人物がいない」

新政治連合党員の千正培(チョン・ジョンベ)参与政府当時法務部長官は、 新政治連合非常対策委の革新の失敗を強く批判して、 新しい政治勢力に対する国民的要求が強いと明らかにした。

千正培(チョン・ジョンベ)元長官は12月17日、平和放送ラジオとのインタビューで 「党の国会議員、地域委員長を中心とする既得権固め、 派閥族がわが党の慢性的問題として定着しており、 7月30日の敗北後も全く反省や刷新がない状況になっている」とし 「これを見ながら湖南の住民にも『もう新政治連合に頼る必要はない』、 『新しい勢力が必要だ』と考える方々が圧倒的に多いようだ」と湖南の民心を伝えた。

千元長官は 「問題は新しい勢力に対する国民的要求は高いのに、それに応じて党内部や既成の政界に新党を推進できるビジョンと名分を備えた人物や勢力はないようだ」とし 「本当にこうした状況により、良心的な政界の外の人たちが(新党創党を)すればという気持ちを強く持たせる」と付け加えた。

千元長官は 「朴槿恵政権の失政が重なり、失望している国民は多いが、 野党の新政治連合非対委員は相変らず既得権維持だけに気をとられているようで本当に残念だ」とし 「党権、大統領選挙分離の問題も、今回の全党大会で適用されないということは、 今回の代表になるような人が次の大統領選挙に立候補するということで、 今回代表になれば次の総選挙公認権を自由にできるようにするものと見なければならないのではないか」と指摘した。

続いて「このように特定の人や特定の派閥に党内権力が集中すれば、 自分の派閥を国会議員にして次の大統領選挙、競選で有利な地歩を占めようとするのは明らかだ」とし 「それでなくても党が派閥に分離して党の力を集められず、 内部の混乱は高まり不吉なシナリオだけだという気がする」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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