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民主労総評価中の「チンピラ」放言、チョン・ヨンゴン候補に問題提起

チョン・ジェファン候補側「現場で謝罪」...直接選挙大田遊説

チョン・ジェウン記者 2014.11.25 19:20

民主労総役員直接選挙の候補たちが11月24日、大田に来た。 チョン・ヨンゴン(委員長)-パン・ミョンジャ(首席副委員長)-イ・ジェウン(事務総長)、 ハン・サンギュン-チェ・ジョンジン-イ・ヨンジュ、 ホ・ヨング-キム・テイン-シン・ヒョンチャン、 チョン・ジェファン-ユン・テックン-ナ・スンジャ候補組(記号順)の4組の候補組は、 この日の午後7時から民主労総大田本部で合同演説をした。

演説の後に候補たちは3つの共通書面質疑に対し立場を明らかにして、解決法を出した。 労働者政治勢力化と進歩政党の評価と方向性、 民主労総ゼネストのための基礎作業、 民主労総地域本部強化の約束がこれまで守られなかった原因だ。

この過程で記号4番のユン・テックン候補が民主労総評価関連に立場の違いについて話している時に 「チンピラ」という表現を使い、 記号1番のチョン・ヨンゴン候補が謝罪を要求するなどの論議がおきた。

合同遊説地域有権者約50人出席...強調点は異なる

民主労総役員直接選挙候補大田合同遊説には約50人が参加した。 候補側は遊説前から選挙公報物を持って宣伝するなどで活発に動いた。

政策資料集と二回の合同討論会でわかったように、強調する点は違っていた。 記号1番候補組は、当面の公務員年金闘争を中心にした社会連帯戦略、 記号2番は朴槿恵政権に対抗するゼネスト闘争、 記号3番は産別中心ではない非正規職戦略組織化、 記号4番は力強い民主労総による進歩大統合を強調した。

遊説で記号2番のチェ・ジョンジン候補は 「言行一致指導部、朴槿恵(パク・クネ)政権と一勝負対決、2015年労働者生かすゼネストで朴槿恵政権に対抗するために立候補した」とし 「公務員年金改悪阻止と民営化阻止、非正規間接雇用労働者の闘争を抱き、来年には必ず全国戦線を作る」と話した。

イ・ヨンジュ候補は 「後退や敗北もあったが最もつらかったのは挫折だった」とし 「民主労総にゼネストができるように、まず闘争できる組織に転換しなければならない。 何よりも政務職の導入と闘争基金を作らなければならない」と主張した。

記号3番のシン・ヒョンチャン候補は 「今は民主労総がどう非正規職組織化をするのか、しっかり強調していかなければならない」とし 「整理解雇だ何だで正規職が切られて組合員が減少している。 しかし新しく流入する非正規職労働者はいない。 これが民主労総の危機だと思う」と明らかにした。

ホ・ヨング候補は 「民主労総革新案を提示する」とし 「運動はもっと率直に、もっと道徳的にならなければならない。 私が委員長に当選すれば、民主労総事務室を1週間以内に抜く。 労働部に金を返し、自主性を回復する運動を出発させる」と話した。

記号4番のチョン・ジェファン候補は 「政治勢力化がばらばらになっている。 目標と戦略がなくて揺れている民主労総の現実は、あまりにも当然ではないか」とし 「私は民主労総の戦略と目標を立て直す。 民主労総20年を振り返り、これからの20年をどうして行くのかの展望を提示する」と明らかにした。

ユン・テックン候補は「差より共通点を大切にする」民主労総の統合力と地域本部強化を掲げ 「朴槿恵政権の暴挙に正面から闘う一番直接的な力は地域本部の強化だ。 核心は地域ゼネスト総決起闘争で、地域本部が地域参謀指揮部になること」と強調した。

記号1番のイ・ジェウン候補は 「非正規労働者を組織しなければ民主労総の労働者代表性は遥か彼方のものになる」とし 「民主労総の核心事業はこれらの労働者を組織することだ。 組織化の経験と内容を体系化して、全国で非正規職の組織化の道をひらく」と明らかにした。

チョン・ヨンゴン候補は「民主労総は翼がなくなり墜落している。 社会連帯戦略を提出する」とし 「80万組合員が同意できる新しい議題を提案するが、 労働基本権闘争で、年金と税金、医療と福祉などの社会的安全網を賃金団体交渉闘争に新しいエンジンとして搭載する」と伝えた。

チョン・ヨンゴン候補側演説直後に問題提起...チョン・ジェファン候補側が謝罪
選管委の公式問題提起なし

一方、3項目の共通書面質疑の回答で、記号4番のユン・テックン候補が 民主労総の評価の中で、地域本部強化関連の最後の質問に最後に答えた時の 「チンピラ( 訳注:原文はヤンアチで本来は乞食という意味 )」発言で放言の論議がおきた。

ユン候補はこの日、民主労総地域本部強化の課題が選挙のたびに出されたのに履行されない原因と計画を問う質問に 「答えるに前にこう申し上げたい」と話し始めた。 続いて「誰もが20年の民主労総を展望がなく、墜落し、思わしくない民主労総だと言う。 それで『私がやる』と言っているのだが、私たちの実力の中で熱心に戦った」とし 「今も連盟委員長をはじめ、多くの幹部が献身的に活動している」と伝えた。

それと共に「(民主労総が)戦う時、きちんと戦えずに足りない部分があるが、 それをすべてほとんどチンピラのような水準と言ってしまえば民主労総はどうなるか」とし 「引き算ではなく足し算しようということだ。 足りなければ補充して、間違いは互いに知恵を出して作っていく過程だ」と話した。

合同演説の後、記号1番のチョン・ヨンゴン候補側はユン候補の「チンピラ」の表現に対して謝罪を要求し、 選挙管理委員会に公式に問題提起した。

チョン候補とイ・ジェウン候補は提起の理由について25日、本紙との電話通話で 「問題提起を『チンピラ』といえば、提起した候補者がチンピラのようなことをした人になってしまう」とし 「チンピラ発言は資質の問題だけでなく不適切な発言なので、 選管委に提起し、公式謝罪を要求した」と明らかにした。

それと共に「民主労総闘争と事業について互いに評価して判断する。 正しいか正しくないかは組合員が判断する問題」と強調した。

記号4番側はこれに関して現場で謝罪したと明らかにした。 チョン・ジェファン候補は「(チンピラは)過度な表現だ。現場で謝罪した」とし 「ユン首席副委員長候補は民主労総が絶望的で希望がないといえば、誰が期待するのかという意味で発言したが、 不適切な単語が使われた」と説明した。

これに関して記号2番のイ・ヨンジュ候補は 「選挙本部内にさまざまな意見があるが、共通の立場は批判と評価を受け入れる姿勢に問題があったということ」と話し、 記号3番のホ・ヨング候補は「誤った発言」だと伝えた。 ホ候補は「内容を指摘すれば、この10年間、民主労総を執行してきた勢力がまだちゃんとした反省の態度を見せないことの反映だと見る」と付け加えた。

民主労総中央選挙管理委員会は25日、これに関連して、 公式の問題提起は受け付けられていないと明らかにした。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-11-26 04:32:53 / Last modified on 2014-12-01 05:38:29 Copyright: Default

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