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外交部が国連総会での北朝鮮人権決議採択を歓迎

北代表は北朝鮮人権決議案「全面排撃」

チョン・ウニ記者 2014.11.19 17:58

外交部は11月19日に報道資料を出し、 北朝鮮の人権状況を国際刑事裁判所(ICC)に渡すよう勧告する国連総会決議案採択を歓迎すると明らかにした。

外交部は当局者の論評で、去る3月に採択された国連人権理事会の北朝鮮人権決議に続き、 今回の国連総会ではさらに文案が強化された決議が採択されたことは、 北朝鮮の人権状況が深刻で、こうした状況を改善するために北朝鮮人権調査委員会(COI)の勧告を徹底的に履行しろという国際社会の憂慮と意志が反映されたと評価した。 また、北朝鮮が今回の決議の勧告を受け入れ、人権を改善するために必要な具体的措置を取るよう期待すると明らかにした。

今回の決議案はEUなどが提案し、韓国政府が共同提案国に参加した。 11月18日の午後(ニューヨーク現地時間)の第69次国連総会3委員会で 賛成111、反対19、棄権55で採択された。

外交部報道の資料によれば、今回の決議は北朝鮮人権調査委員会(COI)勧告に基づいて国連安保理が人権侵害の責任究明に関し、 北朝鮮の状況を国際刑事裁判所(ICC)に回付する方案と、 人道に反する罪に最も責任がある者に対する効果的かつ選別的な制裁を賦課する方案を検討するように奨励している。

当初、EUが提案した決議案の採択に先立ち、 一部の文案(北朝鮮状況の国際刑事裁判所(ICC)回付など)を削除しようというキューバの修正案についての採決が実施されたが、 賛成40、反対77、棄権50で否決された。

しかし北朝鮮は国連の北朝鮮人権決議案を「全面排撃」する方針だ。 統一ニュースによれば、北朝鮮代表は18日にニューヨークで開かれた国連総会第3委員会会議で、 ヨーロッパ連合(EU)と日本が提出した「朝鮮民主主義人民共和国での人権状況に関する決議案」を全面排撃したと朝鮮中央通信が19日に報道した。

これによれば、北朝鮮代表として参加した北朝鮮外務省のチェ・ミョンナム副局長は採決の前の発言で 「『決議案』は共和国に反対する政治的・軍事的対決と謀略の産物であり、 本当の人権保護増進とは何の関係もない」と強調した。

北朝鮮人権決議案は12月に国連総会本会議に最終的に上程される予定で、 採択されるものと展望されている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-11-20 05:45:15 / Last modified on 2014-11-20 05:45:15 Copyright: Default

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