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民主労総、通常賃金・時間外手当・年次休暇計算スマートフォン・アプリを開発

「労働者権利探し」アプリケーションをダウンロードして「取られた賃金」を取り戻そう

ユン・ジヨン記者 2014.11.03 10:08

全国民主労働組合総連盟(委員長シン・スンチョル、民主労総)が 労働者の賃金や権利などを簡単に確認できるスマートフォン・アプリケーションを開発した。

民主労総が開発した「労働者権利探し」アプリケーションは、 労働者たちが自分の通常賃金、時間外勤務手当て、実受領額、退職金、失業給付、最低賃金や年次休暇まで算出できるように作られている。 事業場ごとに労働者の賃金体系が異なり算定方式が複雑なので、賃金体系に対する接近性を高めようという趣旨だ。

民主労総は「最近問題になり、大衆的な関心も高い通常賃金は明細書に表記されておらず、自分の通常賃金を知っていたり計算できる労働者は多くない」とし 「しかし今回、民主労総が開発したアプリケーションは『賃金計算機』を別途に装着し、誰でも簡単に通常賃金などの各種の賃金項目を計算できるように設計されている」と説明した。

労働者権利探しアプリケーションは、賃金を確認する「賃金計算機」以外にも、 △就職から退職まで私の権利、 △女性、非正規職、アルバイトなど対象別Q&A、 △労働組合結成手続きを知らせる労働組合権利探し、 △労働者権利探し相談センターおよび有益な機関連絡先、 △最近の労働関連ニュース提供などのサービスが提供されている。

民主労総は11月4日から労働者権利探しアプリケーションを無料で提供する方針で、 GooglePlayストアでダウンロードできる。 アプリをダウンロードした後「私の賃金計算機」の項目で自分の給与明細票に表記された数字を入力すれば、 通常賃金、時間外勤務手当て、退職金、失業給付などをすぐ確認できる。

賃金計算機は専門労務士の諮問と監修により製作され、計算方式は現行法と判例をそのまま適用した。 さらに正確な算定が必要な場合、オンラインや電話での相談により、追加で確認することができる。(オンライン相談:http://seoul.nodong.org/consult、全国どこででも相談電話:1577-2260)

民主労総のシン・スンチョル委員長は 「国内のスマートフォン利用者数が3千万人を超え、若年層から老年層まで多様に利用しているので、 さらに多くの労働者たちが自分の権利を簡単に見つけられるようにアプリケーションを開発することにした」とし 「特に労働現場でとても議論になっている『通常賃金』と『時間外勤務手当て』を計算できるようにして、 自分が働いた代価を正当に受け取れるよう支援することにより、労働者の権利を向上させ、場合によっては賃金訴訟などでも助けになると期待する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-11-03 16:27:32 / Last modified on 2014-11-03 16:27:33 Copyright: Default

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