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「ピンハネを陳情したら建設現場の慣行だという大邱労働庁」

民主労総、大邱地方労働庁に闘争宣言??

キム・ギュヒョン記者 2014.10.30 10:53

建設現場で働く鉄筋労働者が下請け業者から金を取られた。 雇用紹介を理由に毎日5千ウォンから1万ウォンをピンハネされた彼らは 「労組」の看板を掲げていた。 くやしい労働者は労働庁に陳情したが、 「建設現場の慣行だ。全国的にそうだ」とあいまいに受け入れた。 何年か経った2014年11月に、金を取った韓国労総所属労組の幹部らが検察に起訴された。

建設労組のイ・ギルウ大邱慶北本部長は 「不法下請けをするやつらが作った労組を労働庁が認めた。 事業者が労組を作っても受け入れ、不法下請け問題も知っていたし、 現場で問題が起きれば労働者どうしで解決しろというのが労働庁だった」と大邱地方雇用労働庁を批判した。

10月16日、民主労総大邱本部、慶北本部は、 大邱地方雇用労働庁の前で不法派遣事業主に対する起訴を要求する記者会見をした後、 労働庁長と面談を要請したが労働庁の入口は塞がれた。

これに民主労総大邱本部、慶北本部労働者250余人は10月29日午後、 大邱地方労働庁の前で集会を開き「労働庁の反労働者政策中断」を要求した。

金属労組亀尾支部のキム・ソンフンKEC支会長は 「2010年に戦いを始めてから労働庁ともずいぶん戦った。 (KECの)労組破壊過程で不当労働行為が多く、そのため労働庁にこなければならなかった。 ところが労働庁は不当労働行為の問題を資本の目で対応し、ストライキをすれば労働庁が一番早く不法ストライキだと言う」と話した。

民主労総のイム・ソンヨル大邱地域本部長は 「大邱地域の事案があればいつでも会うという答を聞いた。 しかし今まで労働庁長は一度も私たちと会ってくれない。 集団民願には会わないということをこれまで確認してきた」とし 「大邱地方労働庁がこれまで見せてきた反労働者的態度を根絶させる闘争だ。 労働庁をはじめ、朴槿恵(パク・クネ)政権の反労働者的政策も追い出そう」と話した。

集会の前にイム・ソンヨル本部長など6人の代表団は、 ファン・ボグク大邱地方労働庁長との面談を要請したが、 ファン庁長が外部の日程で不在で会えなかった。 その代わりにソン・ヨンサン勤労改善指導1課長など3人が面談に出てきて 「これから大邱地域の事案があればいつでも会う」と伝えた。

彼らは集会の後、宣伝ビラを建物のあちこちに貼り付け、 労働庁に向かって水風船を投げるパフォーマンスをした。

付記
キム・ギュヒョン記者はニュースミン記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-10-31 03:58:46 / Last modified on 2014-10-31 03:58:47 Copyright: Default

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