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「原発住民甲状腺ガン、共同訴訟」、全北道高敞の住民も検討中

高敞反核共同行動、「霊光原発近隣の甲状腺ガン発病、会議で訴訟を決定」

ムン・ジュヒョン記者 2014.10.27 13:59

10月17日、釜山地方裁判所東部支院が古里原子力発電所の近くで20数年間暮らし、 甲状腺ガンにかかった住民が韓水原に出した損害賠償請求訴訟で 「韓水原は該当住民に1千5百万ウォンと遅延利子を支払え」と一部勝訴を判決した。

裁判所は古里原子力発電所から10Km程度の所で20年ほど暮らし、 放射線に露出したために甲状腺ガンと診断されたと見られるので、 韓水原が損害を賠償する責任があると明らかにした。

核発電所近隣住民の甲状腺ガン発病に韓水原の責任があるという判決が出され、 核発電所周辺で暮らす住民の損害賠償請求共同訴訟が進められている。 その中で、霊光核発電所(ハンビット原発)から至近距離にある全北道高敞地域の住民も訴訟を検討しており、帰趨が注目される。

核ない世の中のための高敞反核郡民共同行動のユン・ジョンホ執行委員長は 「霊光核発電所から10km程度離れた高敞地域の住民に甲状腺ガン手術を受けた人々がいる」とし 「全国で推進されている共同訴訟に参加するかどうかを検討している。 近い将来確定する」と話した。

共同訴訟は釜山・慶州環境運動連合、霊光核発電所安全性確保のための共同行動、核から安全に暮らしたい蔚珍の人々など8つの団体が進めている。 これらの団体は10月23日、「原発事故が発生しなくても放射性物質を放出する原発は、健康に有害な施設だという事実を法的に認めた判決(10月17日の判決)」とし 「被害者共同訴訟により、原発のガン発生責任を問う計画」と明らかにした。

対象者は甲状腺ガン発病者のうち、 各核発電所の放射能非常計画区域(8〜10Km)内に3年以上居住していた住民だ。

高敞反核共同行動によれば、甲状腺ガン手術を受けた高敞の住民たちは、 上下面と茂長面で暮らしている。 上下面と茂長面は霊光核発電所から10Kmの距離にある。

ユン・ジョンホ執行委員長は 「霊光核発電所は全南・北の境界にあり、高敞上下面からは肉眼で見えるほど近い」とし 「核発電所と甲状腺ガンに関する前向きな判決があり、全北地域の住民も核発電所の被害と疑われる甲状腺ガン発病者がかなりあるので、全北道と高敞郡の関心が必要だ」と話した。

付記
ムン・ジュヒョン記者はチャムソリの記者です。この記事はチャムソリにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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